〇談社にゲーム企画を持ち込んだ結果…
何気なくXを見ていたところ、びっくりする漫画が流れてきました。なんとゲーム事業もやっている〇談社に持ち込みをした方が生成AI使用をゴリ押されたというのです。
「強制」までいかなくても強い調子で言われたら実質的に「使わないとだめだ」と受け取れますよね。。
〇談社といえばあの会社だろうなというのは分かると思いますが、投稿主のえぶらたさんが伏字になさっているのでこの記事でも伏字にしておきます。
えぶらたさんが持ち込んだのは「ゲーム企画」だったそうですが「生成AIですぐアニメができるから」と言われたそうです。
ゲーム企画と漫画という違いはありますが、もしかして漫画も生成AIで作成するように(部分的にでも)勧めちゃってる編集者がいらっしゃるのではないですかね?
私の少年画報社の担当編集者さんは最近話した時「権利関係が整うまでは使わないほうがいいです」とおっしゃっていましたが、編集部によって&編集者によって考えはバラバラなのかしら。
ちなみにその話題になったのは、同じ少年画報社で描いてる先生方(原作者含む)の中にこのごろ、生成AIで作成した漫画を投稿したり「これからは使いまーす」って宣言なさっている先生を見かけたので会社としてはどういう方針なのか確認しておこうと思ったからなんです。
生成AIは「ただのツール」と何が違うのか?
「生成AIはただの新しい便利なツールなのに、なぜこれを毛嫌いするんだ」みたいに思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
私は「新しいツール」を毛嫌いしません。漫画家になりたいと思ったときから液晶タブレットと漫画ソフトをすぐ購入しました。便利だから、新しいから、楽だから(?)否定することはまったくありません。
多くの方が問題視しているのは「権利の問題」なのではないでしょうか?私もそうです。つまり現状の生成AIは「私のデータを使っていいですよ」と許可を出した人以外の膨大なデータを世界中から「権利者に無断で」収集し、そのデータを元に出力しているからでしょう。
これは絵だけに限った問題ではなく、音楽や文章にも同じことが言えます。あれこれ調べて苦労して書いた記事をデータとして持っていかれたら、そりゃ腹も立つというものですよ。
私はAI技術自体には反対していません。医療など、ただマニュアル通りの事しか言わない医師ならアンドロイド医師のほうがマシかもしれないと思うぐらいです。
ただし生成AIに関してだけは、悪気はなくても知らず知らずに誰かの権利を侵害することになるとイヤなので使わないように気を付けてます。イラストACなどのフリー素材を使用する時も「生成AIで作られたもの」を除外検索してその中から選択しています。
将来、権利の問題が完全にクリアになってからどうするか考えようと思います。今焦って使ってしまうとあとでめちゃくちゃ後悔することになりかねませんよ、プロの方は。
生成AIは今後どうなるのか?
私の担当編集者さんのように「まだ権利関係で不安があるから現状では使わないほうがいい」と慎重に考える方もいらっしゃる一方「便利だからガンガン使えばいい」と考える方もいらっしゃるのでしょう。
仮に権利の問題がクリアになったとしても、生成AIが進化すればするほど「誰でも専門知識なんて不要で簡単に出せる」ようになるのだとしたら、勝手に自分で読みたいものを出すからお金を出して市販の漫画やゲームを買わなくなるんじゃないですかね?
まず個人のクリエイターが仕事を失い、その次に出版社も仕事を失っていくのかな…と💦だってユーザーが自由に出来ると言うなら、そういうことでしょう?完全にはなくならないでしょうけど。
私の担当編集者さんは「漫画家という職業はまだ当分は生成AIに奪われないで残る仕事だと思います」とおっしゃったけど、今までの形とは違った形になるかもしれませんね。だから柔軟に動けるようにしておくことが大事かもしれませんね。
そして生成AIは思ったよりコストがかかるらしいですけど、電気代などを値上げするのならどうか「使っている方」から「使用量に応じて」徴収してほしいと思います。莫大なお金を払ってまで使いたいと言う人や企業だけが生成AI界(?)で残っていくのなら別にそれでいいんじゃないですかね。
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