高市首相、中傷動画報道に「印象づけは心外」「名誉に関わる」
2026/5/28 16:07(最終更新 5/28 16:30)
高市早苗首相は28日の参院厚生労働委員会で、自民党総裁選などで対立候補を中傷するショート動画を作成していたなどとする週刊文春の報道を巡り、「まるであったかのように印象づけられるのは大変心外」と述べるなど、立憲民主党の石橋通宏氏の質問に不快感を示す一幕があった。
文春報道で動画作成に携わったとされる男性はユーチューブ番組で、動画の作成・拡散への関与と、秘書とのやりとりを認める一方で、高市陣営からの具体的な指示は否定している。
首相は一連の報道について「総理大臣としての信頼に関わる」とし、「秘書との間を分断し、事務所崩壊に至るようなことが公の場で取り上げられている」と不快感をあらわにした。対立候補を批判しないことが自身の「主義であり矜持(きょうじ)だ」と強調。「事務所も私の哲学に従って活動してくれている」と説明し、「秘書から『私を信じていないんですか』と怒られた」とも明かした。
石橋氏が「証拠が次々と出ている」とただしたのに対しては、「(証拠を自身で)しっかりと確認いただいたのか」と迫り、「私の名誉、秘書の名誉、政治の安定にも関わる重大な問題」と語気を強めた。【東久保逸夫】
参院厚生労働委員会で立憲民主党・石橋通宏氏の週刊誌報道に関する質問に答弁する高市早苗首相=国会内で2026年5月28日午前11時21分、平田明浩撮影
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