21日に行われた参院法務委員会の参考人質疑で、法務省の出入国在留管理政策懇談会委員を務める近藤敦・名城大教授が「外国人比率が増えて困るなら、日本国籍を取得しやすくすべきだ」と発言したことについて、平口洋法相は28日の同委員会で「日本国籍を付与することで問題は解決しない」と見解を否定した。参政党の安達悠司氏への答弁。
平口氏は「外国人比率が増えているということを理由に帰化を許可することはない。また、外国人の増加に伴いさまざまな分野で多岐にわたる問題が顕在化しているが、これらの問題は外国人に日本国籍を付与することで解決するとは考えていない」と述べた。
安達氏は、近藤氏の主張を「単なる論点のすり替え」と批判し、近藤氏を懇談会委員に選んだことや、委員の顔ぶれの偏りは問題だとただしたが、平口氏は適切だとの認識を示した。