カシスに免疫活性化の作用/弘前大(青森県)などの研究グループ
青森県が生産量日本一を誇る果実「カシス」。弘前大学グローバルWell-being総合研究所(同県弘前市)の前多隼人教授(46)を中心とした研究グループは、カシスに含まれる特定の多糖類に、免疫機能を活性化させて細菌やウイルスに対する抵抗力を高める「免疫賦活(ふかつ)作用」があることを明らかにした。作用を促す多糖類の成分や構造を突き止めたのは初めてで、効率的な抽出方法の確立や機能性食品の原料としての実用化が期待される。 研究は弘前大、琉球大、弘前大発ベンチャー認定企業のYoKa食品科学研究所(弘前市)、キリンホールディングス(本社東京都)の飲料未来研究所が共同で行った。成果は3月、日本食品科学工学会発行の国際的学術誌「Food Science and Technology Research」に掲載された。
陸奥新報社