奄美市子ども・子育て会議

2026年度第1回奄美市子ども・子育て会議(25日、奄美市役所)

知根小、放課後児童ク設立
誰でも通園制度「現場の声も」

 奄美市は25日、2026年度第1回市子ども・子育て会議(委員長・吉村喜美代奄美看護福祉専門学校非常勤講師、委員15人)を市役所で開いた。全員が出席し、知根小学校における放課後児童クラブについて協議するとともに、こども誰でも通園制度の状況や小浜保育所の整備方針などについて事務局から報告があった。

 知根小学童クラブ「がじゅまる」の設立について事務局から説明。昨年8月29日に運営主体である知根小学童クラブ保護者会(境田宏美会長)から設立要望が提出され、事前相談・調整などを経て、今月12日に承認決済を完了し、6月1日に開設予定とした。了承理由として▽学校・保護者会・地域の理解がある▽提出計画・収支計画が適切で継続運営が見込める▽学区外児童受け入れによる学校・地域活性化、送迎負担の軽減▽近隣放課後児童クラブの利用は送迎の課題あり――を挙げている。

 そのほか、①こども誰でも通園制度の状況②児童育成支援拠点事業③小浜保育所の整備方針(旧測候所街区における整備計画)④名瀬地区幼児教育・保育持続化プラン――について報告があった。

 委員からは、こども誰でも通園制度について、「保護者のニーズには応えたいが、保育士の働き方改革や国の支援だけでは不十分。現場の声との両立がなければ成り立たない」や、小浜保育所の整備について、「子どもが減少傾向にある状況下で、住用・笠利のこども園にも多額の費用を使ってきたが、さらなる整備が子どもたちの時代の負担につながるのでは」など、厳しい意見も上がった。