【倒産】売上高がピーク時の13億5000万円から6000万円に激減 創業57年の調味料卸販売会社が破産開始決定 負債総額は1億7000万円 顧客が大手傘下入りして取引先も減少【東京商工リサーチ】
調味料の卸販売を手がける福岡市南区の「タイホー」が5月20日、福岡地裁より破産開始決定を受けたことが明らかになりました。 【画像で見る】倒産 調味料卸売り販売「タイホー」破産開始決定 負債総額は約1億7000万円とみられています。 ■調味料などの卸売が主力 ピーク時には売上高13億5000万円を計上 東京商工リサーチ福岡支社によりますと、「タイホー」は1969年11月に広島市で設立、1989年7月に福岡市へ本社を移転しました。 調味料・食品・食品添加物の卸売を主力に中国・九州地区に営業地盤を築き、1979年9月期には売上高13億5000万円を計上していました。 ■無添加食品需要の高まりにより主力の調味料・食品添加物の市場が縮小 その後の競合激化などから「タイホー」は利益率重視の選別受注を実施。 販路を九州・山口に絞り込んだものの、売上規模の縮小が続いていました。 一時はスーパーやコンビニ外食産業向けの消費材販売を主体に売上高はやや下げ止まりましたが、消費者の無添加食品需要の高まりにより、主力の調味料・食品添加物の市場は縮小し、当社の売上高も減収基調で推移したということです。 ■スーパー向け食料品の受託加工が増加も…顧客の大手傘下入りで取引先も減少 「タイホー」は2020年以降のコロナ禍の影響により減収を余儀なくされた他、負債も足枷となっていました。 近年はスーパー向け食料品の受託加工を増やしていたものの、顧客が大手の傘下に入るなどして取引先も減少、2025年9月期の売上高は約5900万円にまで落ち込みました。 「タイホー」は昨今の物価高も重なり資金繰りが限界に達し、2026年2月末に事業を停止していました。 負債総額は約1億7000万円とみられています。
RKB毎日放送
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