患者4人から計1800万円余り詐取事件 歯科医師の元院長の男が起訴内容認める
「治療費用が返還される」などと言って、患者からあわせて1800万円余りをだまし取った罪に問われている歯科医師の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。
歯科医院の元院長、高橋仁一被告は患者4人に対し、治療内容を講演会で紹介し、インプラントメーカーに現金を提供すればその現金と治療費が返還されるなどとうそを言って、あわせて1800万円余りをだまし取った罪に問われています。
27日、千葉地裁で開かれた初公判で、高橋被告は起訴内容について「事実でありますが、返済する予定でおりました」と述べました。
検察側は、治療費が返還される制度は存在しないとしたうえで、「振り込まれた金の大半を債務の返済などに充てていた」とし、“自転車操業”の状態だったと指摘しました。
一方、弁護側はコロナ禍などが原因で、「資金に窮し、ヤミ金業者などから借り入れするようになった」「歯科医を続けることで返済を続けようとした」などと主張しました。