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Claude Teamプラン完全ガイド【2026/4最新】

に公開
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はじめに

皆さん、Claude Teamプランは使っていますか?

2026年1月にStandardシート($25/月)でもClaude Codeが使えるようになり、カンリーでは全エンジニアがTeamプランに移行しました。本記事では、Teamプランの管理画面でできることを網羅的に解説し、実運用で得たtipsを共有します。

なぜこの記事を書くのか

Claude Teamプランの管理画面は、全体像が掴みにくい状況にあります。

  1. 管理画面の変更がRelease NotesやChangelogに載らないことが多い — 新しい設定項目がサイレントに追加されることがある。タイムラグの問題もあり、管理画面に反映済みでも英語版の公式ドキュメントへの反映が遅れ、さらに日本語版への反映はそこから数週間遅れることもある
  2. 公式ドキュメントはあるが、管理画面の全設定を網羅した一覧がない — メンバー管理、使用量管理、Claude Code、Claude in Chrome等、機能別の個別ドキュメントは存在する。しかし、管理画面のどこにどんな設定があるかを俯瞰できるドキュメントはない。一部の設定(プラグインのアクセスレベル詳細、チャンネル通知の管理設定等)はドキュメント自体が見つからない
  3. Teamプランの情報を発信している人がほぼいない — 個人プラン(Pro/Max)の情報は多いが、組織向けの管理・運用ノウハウは希少
  4. ググっても古い情報が多い — Google検索1ページ目でも、非公式の古い情報が目につく。「PremiumシートでないとClaude Codeは使えない」「Standardは$50/月」といった誤情報が検索上位に残っている

正確には、2026年1月にTeamプランは大きく改定されています:

  • 値下げ: Standard $50→$25、Premium $150→$125
  • StandardシートでもClaude Codeが利用可能に

これらの変更が反映されていない記事が大量に残っているのが現状です。

本記事では、Teamプラン契約者として管理画面を日常的に触っている立場から、管理画面の全設定を網羅的にまとめます。

想定読者

  • Claude Teamプランの導入を検討しているエンジニアリングマネージャー・管理者
  • Teamプランを契約済みだが、管理画面の機能を把握しきれていない管理者
  • Enterpriseプランの管理者(Teamの全機能を含むため、管理画面の基本操作は共通)
  • BedrockやAPI経由からPro/Max/Team/Enterpriseプランへの乗り換えを検討している方

最新情報の追い方

Claudeの最新情報を追うには、一次情報源を直接ウォッチするのが確実です。以下はすべてAnthropic公式またはAnthropicメンバーからの発信であり、日本語の解説記事を待たずにキャッチアップできます。

ソース URL 何が載るか
Release Notes https://support.claude.com/en/articles/12138966-release-notes Pro/Max/Team/Enterprise向けの機能アップデート
Claude Code Changelog https://code.claude.com/docs/en/changelog or https://github.com/anthropics/claude-code/blob/main/CHANGELOG.md Claude Code固有の変更履歴(バージョン単位)。公式サイト版とGitHub版の2箇所で公開
Claude公式およびAnthropicメンバーのX Claude / Boris Cherny氏 ほか 公式ドキュメントより先に情報が出ることも。一次情報の最速ソース

筆者は日本語で発信されている方々も複数フォローしてキャッチアップしていますが、ここでは一次情報源に限って紹介しています。

Claude Codeの変更はChangelogで追えますが、Pro/Max/Team/Enterprise向けの機能アップデートはRelease Notesで紹介されることが多く、両方チェックする必要があります。

そして、Team管理画面の変更はRelease NotesやChangelogに載らないことが多いです。管理画面にサイレントに追加された設定項目が、後から公式ドキュメントに反映されるケースもありますが、反映されないケースもあります。本記事はこのギャップを埋めることを目的の一つとしており、管理画面の全設定を網羅的にまとめています。

Claudeのプロダクト体系

本記事では複数のClaudeプロダクトが登場するため、最初に全体像を整理します。「Claude」と一口に言っても、用途の異なる複数のプロダクトがあります。

プロダクト 概要 利用場所
Claudeチャット Claudeとチャットで対話するメインのアプリ。OpenAIで言うChatGPTに相当。プロジェクト、アーティファクト、コード実行(サンドボックス)、ファイル生成、ウェブ検索、コネクタ等の機能を含む Web(claude.ai)/ Desktopアプリ / Mobileアプリ
Claude Code AIコーディングエージェント。コードベースの読み書き・実行を行い、開発タスクを自律的に遂行する CLI / IDE拡張(VS Code, JetBrains)/ Desktopアプリ / Web(claude.ai/code)/ Slack / Channels(Discord, Telegram)
Claude in Chrome Chrome拡張機能。Webページの閲覧に加え、クリック・スクロール・フォーム入力等のブラウザ操作を自動化できる Chrome拡張
Cowork Desktopアプリ上で動作するエージェント機能。コンピューターを制御してナレッジワークタスクを自律的に実行する Desktopアプリ
Claude for Excel / Claude for PowerPoint Officeアプリ上で直接動作するAIアシスタント。数式分析、スライド生成、Excel⇔PowerPoint間のコンテキスト共有が可能。管理画面上の名称は「Officeエージェント」 Excel / PowerPoint

Teamプランに加入すると、これらすべてのプロダクトを管理画面から一元管理できます。本記事で単に「Claude」と表記する場合はプラットフォーム全体を指し、特定のプロダクトを指す場合は上記の名称で区別します。

Teamプランの概要

なぜTeamプランか ― 全プラン比較

Claudeの利用形態は大きく分けて「個人プラン」「組織プラン」「API/クラウド経由」の3つがあります。企業としてどれを選ぶか判断するために、全体像を整理します。

Pro Max 5x Max 20x Team(Standardシート) Team(Premiumシート) Enterprise API/Bedrock
カテゴリ 個人プラン 個人プラン 個人プラン 組織プラン 組織プラン 組織プラン API/クラウド経由
月額 $20 $100 $200 $25/シート $125/シート 要問合せ(年契約) 従量課金
課金モデル 個人定額+従量 個人定額+従量 個人定額+従量 シート定額+従量 シート定額+従量 シート費+全量従量 完全従量
人数 1人 1人 1人 5〜150シート 5〜150シート 最小20シート
セッションあたりの使用量 基準 5倍 20倍 1.25倍 6.25倍
Claude Code 利用可 利用可 利用可 利用可(2026年1月〜) 利用可 利用可 利用可
Claudeチャット・Desktopアプリ等 利用可 利用可 利用可 利用可 利用可 利用可 利用不可
データの学習利用 個人設定でOFF可 個人設定でOFF可 個人設定でOFF可 されない されない されない されない
ピークタイム制限 対象 対象 対象 対象外 対象外 対象外 対象外
管理画面・設定配布 なし なし なし あり あり あり なし
請求 個人単位 個人単位 個人単位 組織で一括 組織で一括 組織で一括 AWS/GCP請求

使用量だけで見るとMax 20xが有利ですが、企業で複数人が使う場合はTeam/Enterpriseに明確なメリットがあります

  • 請求の一本化: Pro/Maxは個人契約のため、メンバーごとに経費精算が必要。Team/Enterpriseなら組織で一括請求
  • 管理・統制: 設定の一括配布、セキュリティ制御、利用状況の可視化が管理画面から可能
  • データの学習利用: 組織として一括でOFF。Pro/Maxは個人設定に依存するため設定漏れリスクがある
  • ピークタイム制限の免除: 業務時間帯に安定して利用可能
  • API/Bedrock: Pro/Max/Team/Enterprise特有のプロダクト(Claudeチャット、Desktopアプリ、Claude Code on the Web、Claude in Chrome等)が使えない。管理画面・設定配布もない

ピークタイム制限について: Free/Pro/Maxプランでは、平日のピークタイム(PT 5am〜11am / GMT 1pm〜7pm / JST 22:00〜翌4:00)に5時間セッション上限の消費速度が上がる制限がありますが、Teamプランはこの制限の対象外です。

参考: https://x.com/trq212/status/2037254607001559305

JST換算だと深夜帯のため日本のチームには直接影響しにくいですが、ポイントはサブスクリプション枠を持つプラン(Pro/Max/Team)の中で、Teamだけがこの制限の対象外という点です。Enterprise/APIは完全従量課金のためそもそも制限の概念がありませんが、定額枠がありながら制限を受けないのはTeamだけです。ピークタイムの定義は今後変更される可能性もあり、時間帯に関係なく安定した環境が必要なチーム利用において大きなメリットです。こうした「Teamプランへの優遇」は今後も他の側面で提供される可能性があり、Teamプランを選ぶ理由の一つになります。

データの学習利用について: Teamプランでは、チームメンバーの入力データがAnthropicのモデルトレーニングに使用されることはありません。

Teamプランの人数制限: 1チームあたり5〜150シートです。なお、チームを分割して複数のTeamプランで運用することも可能です。

TeamとEnterpriseの違い: Enterpriseはシート費+全使用量がAPIレートで別途課金されるモデルのため、基本的にTeamよりコストが高くなります。ヘビーユーザーが多いと従量部分が青天井になる点には注意が必要です。その分、セキュリティ・コンプライアンス機能が得られます。まずはTeamから始めて、セキュリティ要件が高まった段階でEnterpriseに移行するのが現実的です。

StandardとPremiumの違い

Teamプランには2種類のシートがあり、違いは上記の表の通り月額と使用量です。それ以外の機能に差はありません。

Premiumは5倍の価格ですが、使用量も5倍(Proの6.25倍 vs 1.25倍)に緩和されます。メンバーごとにStandard/Premiumを個別に設定できるため、利用頻度やロールに応じた柔軟な配分が可能です。使用量上限はメンバーごとに独立しており、1人が上限に達しても他のメンバーには影響しません。

コストの仕組み

Teamプランのコストは 「シート基本料金 + 追加使用量(従量課金)」 の2層構造です。

Rate Limitと追加使用量の関係:

Standard vs Premiumの損益分岐点

ここが料金設計の最も重要なポイントです。

シート料金 追加使用量 合計
Standard + 追加$100 $25 $100 $125
Premium $125 $0(Rate Limit内で収まる想定) $125

Standard $25 + 追加使用量$100 = $125で、Premium $125と同額になります。

しかも、Standardで追加使用量$100を使い切る体験はRate Limitに引っかかりながら従量課金で作業を続けるという不安定なものです。一方、Premiumなら同じ$125でRate Limitが5倍に緩和された快適な環境で作業できます。

つまり、追加使用量が恒常的に$100前後に達するメンバーは、Premiumに切り替えた方がコスパが良いのです。

Standardは全員配布の入口として有効です。まずはStandardで始め、利用量が増えれば自ずとPremiumが必要になります。正直なところ、Coworkの登場により非エンジニアでも資料作成等でClaudeを本格的に使い始めると、Standardでは心もとなくなるケースが出てきています。

コスト構成例

① シート基本料金(固定費)

10人のエンジニアチームでの構成例:

構成パターン Standard Premium 計算式 シート基本料金
全員Standard 10人 0人 10 × $25 $250/月
現実的な混合(推奨) 3人 7人 3 × $25 + 7 × $125 $950/月
全員Premium 0人 10人 10 × $125 $1,250/月

② 追加使用量の上限設定(従量課金のキャップ)

管理画面では以下の3層で上限を設定できます。

上限の種類 説明 設定例
Standardデフォルト上限 Standard全員に適用される1人あたりの月間追加使用量キャップ $100
Premiumデフォルト上限 Premium全員に適用される1人あたりの月間追加使用量キャップ $200
個人別カスタム上限 特定メンバーのみデフォルトを上書き $1,000(ヘビーユーザー)
組織全体の上限 全メンバーの追加使用量の合計上限 無制限

カンリーでの具体的な上限設定の考え方は、前述の「Standard vs Premiumの損益分岐点」を参照してください。

③ サービス別の上限

API経由のサービスには別枠の上限があります(現状はClaude Code Reviewのみ)。Code Reviewは1PRあたりのコストが高く、10人チームで普通に運用すると月数百〜数千ドル規模になるため、利用上限の設定は必須です。

サービス 説明
Claude Code Review 月間のPRレビューコストの上限を設定可能

④ 実際の月額コストシミュレーション(混合構成・10人チーム)

Standard 3人、Premium 7人の場合(Code Reviewは変動が大きいため別枠):

項目 内訳 金額
シート基本料金 3 × $25 + 7 × $125 $950
追加使用量(Standard 3人) 2人はほぼ未使用で$0。1人がRate Limitに達し従量課金を消費 $80程度
追加使用量(Premium 7人) エージェント活用等でRate Limitを超えるメンバーが数人。1人$100〜数百ドルになることも $200〜$500+
合計(Code Review除く) $1,230〜$1,530+/月

⑤ 上限設定の運用パターン

パターン 方針 想定シーン
コスト抑制型 Standard/Premiumとも低めに設定。超えたら次のリセットまで待ってもらう 導入初期。利用パターンの把握を優先
バランス型(推奨) Standardは損益分岐点+バッファで設定し、到達したらPremium昇格判断。OTelのトークン量も併用 通常運用
プロジェクト集中型 対象メンバーの個人別上限を一時的に大幅引き上げ。期間後に戻す 大型リリース前など
上限なし型 Standard/Premiumとも無制限。組織全体の上限で歯止めをかける 個人の利用は制限せず、コストの上振れを組織全体の上限で予測可能な範囲に抑える

シート種別と上限は月途中でもいつでも変更できます。

プラン選定の背景 ― Bedrockからの移行ジャーニー

カンリーがTeamプランに至るまでの経緯を紹介します。同じような検討をされている方の参考になれば。

Phase 1: Bedrock(従量課金)でスモールスタート(2025年6月〜)

Claude Codeを使うためには、Anthropicとの直接契約(Pro/Max/Team/Enterprise)以外に、AWS BedrockやGoogle Cloud Vertex AIなどサードパーティ経由の従量課金でも利用できます。カンリーでも当初はBedrockで利用を開始しました。

当時の選定理由:

  • 既存のAWSアカウントですぐに始められる
  • メンバーによって利用量にムラがあり、使った分だけ課金される従量課金の方がコスト効率が良かった
  • AWSの費用としてまとめて計上でき、経理処理が楽だった

なお、現在のBedrockの制約として、Pro/Max/Team/Enterprise特有のプロダクト(Claudeチャット、Desktopアプリ、Claude Code on the Web、Claude in Chrome等)は利用できません。当時はこれらの機能自体がまだ存在していなかったため選定時の考慮事項ではありませんでしたが、現在ではBedrock単体だと機能面で差がつく状況になっています。

Phase 2: ヘビーユーザーのコスト問題(2025年末〜)

完全従量課金のため、利用量の多いメンバーのコストが想定以上に膨らむケースが出てきました。

対策として、利用量の多いメンバーからTeamプランに順次切り替えていく方式を取りました。

Phase 3: 全員Teamプランへ(2026年1月〜)

BedrockとTeamプランの2環境が並行する状態は、いくつかの問題を生んでいました。

  • ドキュメント整備・サポートの二重化 — 環境ごとにセットアップ手順やトラブルシュートが異なる
  • 設定をばらまけない — Bedrockは管理画面から一括配布ができないため、エンジニア各自で設定してもらう必要がある。設定ミスでログが飛んでこない等の問題が発生
  • コスト管理の複雑化 — 従量課金と定額プランが混在

改定前でも、全員をPremiumシートにすればTeamプランへの一本化は可能でした。しかし当時のPremiumは$150/人/月。Cursorをメインで利用しClaude Codeはサブ利用というメンバーもおり、全員にPremiumを割り当てるのはコストに見合いませんでした。

2026年1月の改定で、StandardシートでもClaude Codeが利用可能になり、かつ$25/人/月に値下げされたことで状況が変わりました。ライトユーザーにはStandard、ヘビーユーザーにはPremiumと使い分けられるようになり、全エンジニアをTeamプランに一本化する経済的な合理性が生まれました。

管理画面全解説

ここからが本題です。管理画面の全セクションを、サイドバーのメニュー順に解説していきます。

管理画面のサイドバーは以下の構成になっています。

カテゴリ メニュー項目
組織設定 組織 / 請求 / 使用量 / データとプライバシー / IDとアクセス管理 / 機能
プロダクト Claude Code / Claude in Chrome(ベータ)/ Cowork / Officeエージェント(ベータ)
ライブラリ プラグイン(プレビュー)/ コネクタ / スキル

それぞれ順番に見ていきます。

組織

組織ページでは、チームの基本情報とメンバー管理を行います。

チーム概要

ページ上部にチームの概要が表示されます。

項目 内容
許可されたメールドメイン 組織に紐づくドメイン(例: can-ly.com)
総シート数 契約中のシート数(利用可能枠)
総メンバー数 現在のメンバー数(未割り当て含む)
チーム名 ロゴとチーム名を設定可能

メンバー一覧

メンバー一覧では、各メンバーの役割シートティアを個別に管理できます。

役割(ドロップダウンで選択):

公式ドキュメント: ロールと権限

役割 権限
ユーザー チャット作成・プロジェクト利用
管理者 メンバーの招待・削除、アナリティクス閲覧
オーナー 管理者の招待・削除、役割変更、請求管理、機能・連携の有効化
プライマリオーナー シートのプロビジョニング、データエクスポート要求、プライマリオーナー移譲。組織に1人のみ

シートティア(ドロップダウンで選択):

ティア 説明
割当なし シートが割り当てられていない。Claudeへのアクセス権なし
Standard 基本的な使用量
Premium 標準より多い使用量(Rate Limit 5倍)

メンバーごとにStandard/Premiumを自由に切り替えられます。「まずはStandardで始めて、Rate Limitに頻繁に達するようならPremiumに切り替える」という段階的な運用がやりやすいです。

その他の操作:

  • メンバーを追加: メールアドレスでメンバーを招待
  • CSVエクスポート: メンバー一覧をCSVでダウンロード
  • チームから削除: ケバブメニュー(︙)からメンバーを削除

ページ下部には組織ID(API連携等で使用)と組織を削除ボタンがあります。組織の削除にはサブスクリプションのキャンセルが前提条件です。

請求

請求ページでは、プラン情報・支払い・追加使用量・請求書履歴を一元管理できます。

セクション 内容
ご利用中のプラン 現在のプラン名、シート数、次回請求日、予定合計金額
お支払い 登録済みのクレジットカード情報の確認・更新
追加使用量 現在の残高、購入日から1年で有効期限切れ
自動チャージ 残高が一定額を下回ったら自動で追加購入(例: $100→$1,000)
請求書 月次の請求書一覧(日付・メンバー数・合計・ステータス)、個別表示可能
キャンセル プランのキャンセル

追加使用量は「追加使用量を購入」ボタンから手動で追加購入するか、自動チャージを設定して残高が減ったら自動補充する運用ができます。カンリーでは自動チャージを有効にして、残高切れで利用停止になるリスクを防いでいます。

使用量

使用量ページは、Teamプランの中でも特に設定項目が多いセクションです。

使用量と支出上限

設定項目 説明
使用額 当月の使用額と次回リセット日
月間利用上限 組織全体の月間上限(無制限 or 金額指定)
追加利用を有効にする Rate Limit超過後に従量課金でClaudeを使い続けられるか(ON/OFF)
追加使用量のリクエスト メンバーが上限に達した時にリクエストを送信できるようにする

シート利用上限

各シートタイプのデフォルト上限を設定できます。

項目 説明
Standardユーザーあたり Standardシートの1人あたり追加使用量上限
Premiumユーザーあたり Premiumシートの1人あたり追加使用量上限

ユーザーごとの利用上限

メンバーごとの利用状況を確認し、個別に上限を調整できます。

内容
名前 メンバー名
カスタム利用上限 個別設定された上限(未設定ならデフォルト適用)
月初来支出 当月の追加使用量支出

ケバブメニュー(︙)から「上限を編集」で、特定メンバーの上限を個別に引き上げ・引き下げできます。

カンリーでは、Standard/Premiumそれぞれにデフォルト上限を設定した上で、プロジェクト状況に応じて個人単位で調整する運用をしています。

サービス

自動化サービスと連携の利用を管理するセクションです。

項目 内容
サービス名 Claude Code Review
APIリクエスト API経由のリクエスト数
当月累計支出 サービスごとの当月コスト
利用上限 サービスごとの月間上限(例: $500.00)

APIベースで課金されるサービスの利用上限を個別に管理できます。現状はClaude Code Reviewのみです。

データとプライバシー

主にClaudeチャットのプライバシーに関する設定を一元管理できます。個人プランでは各自が設定する項目も、Teamプランなら管理者が組織として統一的に管理できます。

設定項目 説明
チャットを評価 ユーザーがClaudeの応答を評価し、そのフィードバックをAnthropicと共有できるようにする
チャットを共有 組織内の他のユーザーとチャットを共有できるようにする
コネクタを使用するチャットを共有 コネクタを使用したチャットを組織内で共有できるようにする。受信者にはClaudeの返答が表示されるが、コネクタからのデータは表示されない
ロケーションメタデータ チームメンバーの製品体験向上のため、Claudeがおおよその位置情報(市/地域)のメタデータを使用することを許可する
公開プロジェクト 組織内のすべてのユーザーが公開プロジェクトでチャットを閲覧・開始できるようにする

IDとアクセス管理

認証・アクセス制御・セキュリティに関する設定です。

ドメイン

項目 説明
ドメイン 組織に関連付けられた認証済みメールドメイン(例: can-ly.com)
検索可能 ドメインのメールアドレスを持つユーザーがこの組織を検索・発見できるかどうか
認証ステータス 認証済み or 未認証
ドメインメンバーシップ ドメインに属するメンバーの管理

ドメインを追加・編集することで、該当ドメインのメールアドレスを持つユーザーを組織に関連付けられます。

組織アクセス

設定項目 説明
招待リンク 許可されたメールドメインを持つユーザーが参加できるリンクを共有する
メンバー招待 メンバーがメールで他のユーザーを招待できるようにする。新しいメンバーは承認設定に従う
シングルサインオン 検証済みドメインのメールアドレスを持つアカウントがSSOでログインできるようにする

SSOは「SSO設定」リンクから別画面で設定します。Enterpriseプランでなくても、Teamプランでも利用可能です。

セキュリティ

設定項目 説明
組織の作成を制限 個人アカウントを含む、認証済みドメイン配下での新しい組織の作成を防ぐ

組織の統合

組織を親組織に招待して、SSOとコンプライアンス設定を一元管理できます。Enterprise組織への統合を想定した機能です。

機能

機能ページでは、主にClaudeチャットの各種機能のON/OFFを管理者が一括制御できます。

データソース

設定項目 説明
ウェブ検索 チームメンバーのウェブ検索を有効にする
インタラクティブコンテンツ Claudeがサードパーティサービスを使用して地図、画像、その他のビジュアルコンテンツを表示できるようにする
{team_name}に質問 チームメンバーが組織の接続されたデータソースやナレッジベースを検索して、より包括的な結果を得られるようにする

{team_name} には自組織のチーム名が入ります。エンタープライズサーチという機能で、コネクタで接続したデータソースを検索対象にできます。

https://support.claude.com/ja/articles/12489464-エンタープライズサーチを使用する

ビジュアル

設定項目 説明
アーティファクトコネクタを有効にする チームメンバーが外部ソースからのデータを使用するアーティファクトで作業できるようにする
インライン可視化 インタラクティブなビジュアライゼーション、チャート、図を作成できるようにする

コード実行

設定項目 説明
コード実行とファイル作成 Claudeチャットのサンドボックス上でコードを実行し、ドキュメント・スプレッドシート・プレゼンテーション・PDF・データレポートを作成・編集できるようにする。Claude Codeとは別の機能。ウェブとデスクトップで利用可能。各チームメンバーも各自の設定で有効にする必要あり
ネットワーク外部通信を許可 高度なデータ分析・カスタム可視化・専門的なファイル処理のため、Claudeにネットワークアクセスを許可してカスタムパッケージをインストールさせる
ドメイン許可リスト サンドボックスがアクセスできるドメインを制御

ドメイン許可リストでは、デフォルトで一般的なパッケージマネージャーのドメインのみアクセスが許可されています。追加のドメインを個別に許可することも可能です。

Claude Code

Claude Codeセクションは管理画面の中で最も設定項目が多いセクションです。サブカテゴリに分けて解説します。

コーディング環境

コーディング環境ごとの設定が並びます。

設定項目 説明 ON/OFF制御
CLIでコーディング CLIでClaudeとコーディング。ローカルでセッションを実行できる 不可(常時有効。「詳細を見る」リンクのみ)
IDEでコーディング IDEでClaudeとコーディング。ローカルでセッションを実行できる 不可(同上)
Webでコーディング(プレビュー) クラウド環境でコーディングセッションを実行できる 可能
Claude Code Webセッションを共有 チームメンバーが組織内でWebセッションを共有できるようにする 可能
クイックWebセットアップ(プレビュー) チームメンバーがローカルのGitHub認証情報を使用して、Claude CodeのWebセッションを起動できるようにする 可能
デスクトップでコーディング(プレビュー) デスクトップアプリでローカルコーディングセッションを実行できる 可能

CLI・IDEは管理画面からOFFにすることはできません。「詳細を見る」リンクからセットアップ手順を確認できるのみです。Web・デスクトップはプレビュー機能としてトグルで制御可能です。

権限モード

設定項目 説明
バイパス権限モードを許可 Claude Code Desktopで権限チェックをバイパスさせることができる。有効にするとClaudeはすべてのコマンドとファイル操作を自動承認する。データ漏洩やプロンプトインジェクションのリスクあり
自動権限モードを許可 Claudeの権限の判断をClaude自身が行えるようにする高速コーディングモード。プロンプトインジェクションに対して脆弱になる

https://code.claude.com/docs/ja/permission-modes

高速モード

設定項目 説明
高速モード(リサーチプレビュー) 同じOpus 4.6を使用し、最大2.5倍速で応答する。コストは通常の6倍($30/$150 MTok)

リモートコントロール

設定項目 説明
リモートコントロール(リサーチプレビュー) claude.ai/codeまたはClaudeモバイルアプリからローカルのClaude Codeセッションを接続して操作できるようにする。セッションはユーザーのマシン上で実行され、ローカルファイルシステム・ツール・プロジェクトにアクセス可能

外出先からモバイルアプリでClaude Codeを操作できる機能です。ただしスリープになっていないPCでしか操作できないという制約があります。

Code Review

設定項目 説明
Code Review(プレビュー) GitHubのリポジトリに対してClaudeがプルリクエストをレビューできるようにする
リポジトリ一覧 リポジトリ名、平均コスト、動作(PR作成後に起動 / プッシュごと)を確認・設定
プルリクエストのヒントを表示 リポジトリが手動モードの場合、レビュートリガー方法などのヒントコメントをPRに追加する

リポジトリ別に平均コストが表示されます。正直なところ、1PRあたりのコストが高く、カンリーでは導入後すぐに停止しました。その経緯は以下の記事で詳しく解説しています。
https://zenn.dev/canly/articles/1535fde47ca866

アナリティクス

設定項目 説明
Claude Code分析 承認率と生成されたコードから、チームがClaude Codeをどのように活用しているかを把握
GitHubアナリティクス(ベータ) プルリクエストとコードを監視して、チームの生産性の変化を追跡
GitHub組織 連携するGitHub組織を選択(複数選択可能)

アナリティクスの閲覧画面は管理画面(組織設定)とは別のページにあります。詳細は後述の「アナリティクス」セクションを参照してください。

GitHub連携

設定項目 説明
GitHub Enterprise Server 組織のGitHub Enterprise Serverインスタンスを接続して、コードレビューとリポジトリアクセスを有効にする

GitHub Enterprise Serverを利用している場合は、「連携/接続させる」または「手動で追加」から設定できます。

管理設定(settings.json)

設定項目 説明
管理設定(settings.json)(プレビュー) 組織全体の権限、許可されたディレクトリなどを管理する。ユーザーおよびプロジェクトの設定を上書きし、CLIおよびIDEのClaude Codeにのみ適用される

「管理」ボタンをクリックすると、JSONエディタのモーダルが開きます。ここで設定したsettings.jsonは全メンバーのClaude Codeに反映され、各メンバーのローカルには ~/.claude/remote-settings.json として配置されます。

設定はアップロード(JSONファイル)または直接編集で更新できます。「設定を削除」で初期化も可能です。

チャンネル

設定項目 説明
チャンネル通知を許可(プレビュー) MCPサーバーがClaude Codeセッションにインバウンドメッセージをプッシュできるようにする。メッセージングプラットフォームからのイベント、監視ツールからのアラートなどを受信可能

有効にすると、ユーザーは--channelsフラグを付けてチャンネルサーバーに接続できます。現時点ではTelegramやDiscordからClaude Codeセッションにメッセージを送信できる機能です。カンリーではSlackがメインのため、この機能はOFFにしています。

Claude in Chrome

Claude in Chrome(ベータ)はChrome拡張機能で、Webページの閲覧に加え、クリック・スクロール・フォーム入力等のブラウザ操作をClaudeが自動化できます。

設定項目 説明
チームで有効にする チームメンバーがClaude in Chrome拡張機能を使用できるようにする。有効な場合にサイト制限を設定可能
すべてのサイトでデフォルト ChromeでClaudeをすべてのサイトでデフォルトで動作させるかどうか
ブロックされたサイト 指定したサイトではClaude in Chromeを利用不可にする

「拡張機能を許可」に設定すると、ブロックリストに追加したサイト以外のすべてのサイトでClaude in Chromeが動作します。機密性の高い社内システムのURLをブロックリストに追加する、といった使い方ができます。

Cowork

CoworkはDesktopアプリ上で動作するエージェント機能で、コンピューターを制御してナレッジワークタスクを自律的に実行できます。

設定項目 説明
組織で有効にする ネットワークエグレス設定が適用される。一部のエンタープライズ向けセキュリティ・コンプライアンス機能は現在利用不可
ディスパッチを有効化 メンバーが永続的なCoworkエージェントを作成し、別のデバイスから指示を受け取って実行できるようにする

権限

設定項目 説明
コネクターツールに「常に許可」を許可する Coworkでコネクターツールを承認する際に、メンバーが「常に許可」を選択できる。これにより、プロンプトインジェクションのリスクが高まる。接続されたアプリのコンテンツにより、使用ごとの承認なしにClaudeが意図しない操作を行う可能性あり。

モニタリング

CoworkはOpenTelemetry(OTel)イベントをサポートしており、モニタリング設定ができます。

設定項目 説明
OTLPエンドポイント OpenTelemetryのエンドポイントURL
OTLPプロトコル プロトコル選択(http/protobuf等)
OTLPヘッダー 認証用ヘッダー

CoworkはClaude Agent SDKを含む、Claude CodeのOTelイベントスキーマを再利用します。すでにClaude CodeでOTel連携をしている場合は、同じエンドポイントを指定できます。

Officeエージェント

Officeエージェント(ベータ)は、Claude for ExcelやClaude for PowerPointなどのOfficeアプリ連携を管理するセクションです。Excel⇔PowerPoint間でClaudeがコンテキストを共有できます。

設定項目 説明
Claudeをアプリ間で利用 メンバーがExcelやPowerPointなどのアプリ間でClaudeがコンテキストを共有できるようにする

プラグイン

プラグイン(プレビュー)では、Claudeの拡張機能を組織として管理できます。

プラグイン一覧

プラグインは2種類に分かれます。

種類 内容
Anthropic & Partners提供 Brand voice、Operations、Design、Human resources、Engineering、Common room、Apollo等
自社プラグイン GitHub連携で自社開発のプラグインを追加。同期完了ステータスが表示される

アクセスレベル

各プラグインに対して4段階のアクセスレベルを設定できます。

アクセスレベル 説明
インストール可能 メンバーが選択してインストールできる
デフォルトでインストール済み 全メンバーに自動的にインストールされる。ユーザーは無効化またはアンインストール可能
利用不可 利用をブロック
必須 全メンバーに強制インストール。ユーザーは無効化・アンインストール不可

「デフォルトでインストール済み」と「必須」の違いは、ユーザーが無効化できるかどうかです。セキュリティ系のプラグインは「必須」、便利ツール系は「デフォルトでインストール済み」にするのが使い分けの目安です。

プラグインの管理操作

自社プラグインに対しては、ケバブメニュー(︙)から以下の操作が可能です。

操作 説明
自動的に同期 GitHubリポジトリとの自動同期をON/OFF
検証 プラグインの内容を検証
削除 プラグインを削除

ユーザーアクセスの管理では、メンバー個別のアクセスレベル設定や「ファイルを表示」でプラグインの内容を確認することもできます。

コネクタ

コネクタは、Claudeに外部データソースを接続する機能です。

項目 説明
コネクタ一覧 名前・タイプ・カテゴリで一覧表示。検索・フィルター可能
追加 新しいコネクタを追加
タイプフィルター コネクタのタイプで絞り込み
カテゴリフィルター コネクタのカテゴリで絞り込み

デスクトップ拡張機能の許可リスト

設定項目 説明
デスクトップ拡張機能の許可リスト チームがデスクトップにインストールできるデスクトップ拡張機能を制限する。有効にすると、リストに追加された拡張機能のみインストール可能

セキュリティ上、承認されていないデスクトップ拡張機能のインストールを防ぎたい場合に有効にします。

スキル

スキルは、Claudeに特定のタスクを実行させるためのカスタム命令セットです。

設定項目 説明
コード実行とファイル作成 機能ページと同じ設定(スキルの前提条件)
スキル 組織内の全ユーザーにスキルのオン/オフを切り替える。使用するにはコード実行とファイル作成を有効にする必要あり
ユーザー作成のスキル チームメンバーが独自のスキルをアップロードまたは作成できるようにする。OFFにすると承認済みスキルのみに制限
スキル共有 チームメンバー同士でスキルを共有できるようにする
組織と共有 チームメンバーが組織全体とスキルを共有できるようにする

組織スキル

「組織スキル」セクションでは、組織内の誰でも閲覧・使用できるスキルを管理します。「スキルをアップロード」ボタンから、管理者が承認したスキルを全メンバーに提供できます。

アナリティクス

アナリティクスは管理画面(組織設定)とは別のページにあり、組織全体の利用状況を可視化するダッシュボードです。

以下の5つのタブで構成されています。

タブ 確認できる内容
すべてのアクティビティ 使用量サマリー、完了率、日次アクティブユーザー、トップコネクタ、モデル別使用量、ユーザー別コネクター使用量
Claude.ai チャット数、プロジェクト数・使用トップ10、アーティファクト生成数トップ10
Claude Code 導入状況、ユーザーあたりの合計時間、承認率、リーダーボード(プルリクエスト/コード行数)
Cowork セッション数、日次アクティブユーザー
Code Review レビューされたPR数、コスト(週次)、フィードバック、リポジトリ内訳

エクスポート機能

一部のタブではCSVエクスポートが可能です。

タブ エクスポート 内容 csvカラム名原文
すべてのアクティビティ 支出レポートをエクスポート ユーザーごと・プロダクトごと・モデルごとの使用量(リクエスト数、プロンプト/コンプリーショントークン数、支出額)をCSVで出力 user_email, account_uuid, product, model, total_requests, total_prompt_tokens, total_completion_tokens, total_net_spend_usd, total_gross_spend_usd
Claude Code すべてのユーザーをエクスポート ユーザーごとのPR貢献(Claude Codeで生成したコード行数、PR数)をCSVで出力 User, Lines with CC, Total Lines, PRs with CC, Total PRs

支出レポートでは、個人別にどのモデル(Opus/Sonnet/Haiku)をどれだけ使い、いくら消費したかが把握できます。PR貢献レポートでは、Claude Codeで生成されたコード行数と全体のコード行数の比率がユーザー別に確認できます。

全体の傾向を掴む用途では十分ですが、セッション単位の詳細分析やリアルタイム性が必要な場合はOpenTelemetryやhooksの併用が有効です。

アナリティクス vs OpenTelemetry:

観点 アナリティクス OpenTelemetry連携
セットアップ 不要(管理画面で確認) OTLPエンドポイントの設定が必要
データの粒度 個人別の支出・モデル使用量・PR貢献。ダッシュボードはチーム全体の傾向 セッション単位、個人別、トークン消費量
リアルタイム性 管理画面に反映されるまでラグあり ほぼリアルタイム
カスタマイズ 固定のダッシュボード Datadog等で自由にダッシュボード構築可能
アラート なし 閾値ベースのアラート設定可能

カンリーでは管理画面のアナリティクスで全体傾向を把握しつつ、OTel連携で個人別・セッション別の詳細分析を行っています。

できること/できないこと まとめ

管理画面でできること・できないことを一覧にまとめます。

できること

カテゴリ 内容
メンバー管理 役割(ユーザー/管理者/オーナー/プライマリオーナー)、シート(Standard/Premium/割当なし)の個別設定、CSVエクスポート
請求管理 プラン確認、支払い方法、追加使用量(手動購入・自動チャージ)、請求書一覧
使用量管理 月間利用上限、追加利用ON/OFF、シート種別ごとのデフォルト上限、ユーザーごとの個別上限、サービス別上限
プライバシー制御 チャット評価・共有、コネクタチャット共有、ロケーションメタデータ、公開プロジェクトの各ON/OFF
認証・アクセス ドメイン認証、SSO、招待リンク、メンバー招待、組織作成の制限、組織の統合
機能制御 ウェブ検索、インタラクティブコンテンツ、アーティファクト、インライン可視化、コード実行、ドメイン許可リスト
Claude Code 環境別ON/OFF(CLI/IDE/Web/Desktop)、バイパス/自動権限モード、高速モード、リモートコントロール、Code Review(リポジトリ別設定)、アナリティクス、settings.json配布、チャンネル通知
Claude in Chrome チームで有効化、サイトデフォルト動作、ブロックサイト管理
Cowork 有効化、ディスパッチ有効化、OTelモニタリング設定
Officeエージェント Claudeをアプリ間で利用(ON/OFF)
プラグイン管理 4段階のアクセスレベル(インストール可能/デフォルトインストール/利用不可/必須)、自動同期、ユーザー個別設定
コネクタ管理 コネクタ追加・管理、デスクトップ拡張機能の許可リスト
スキル管理 スキルON/OFF、ユーザー作成の制御、共有範囲の設定、組織スキルのアップロード

できないこと・制限事項

項目 詳細
セッション単位の詳細分析・リアルタイム監視ができない アナリティクスのエクスポートで個人別の支出やPR貢献は確認できるが、セッション単位の詳細分析やリアルタイム監視には対応していない。OpenTelemetryやhooksで補完する必要あり(詳細は「アナリティクス」セクション参照)
5人未満・151人以上では使えない(5〜150シート) チーム分割かEnterprise移行が必要
新機能がPro/Maxと同時に使えるとは限らない セキュリティ上リスクがある機能の場合、管理画面上の制御機能実装まで数日〜数週間遅れるケースあり
PremiumのRate LimitはMax 20xほど多くない ヘビーユーザーが大量にいる場合、追加使用量がかさみ割高になる可能性

Teamプラン特有の運用課題

新機能のサイレント追加問題

Teamプランでは、大きめの新機能がリリースされた場合、Pro/Maxよりも数日〜数週間遅れて展開されることがあります。これはセキュリティ上の理由で、組織として管理すべき機能(例:リモートコントロール)があるためです。

これらの機能は管理画面にON/OFFのトグルとして追加されますが、デフォルトではブロックされています。セキュリティ的には安心ですが、別の問題が生じます。

情報格差:キャッチアップする人 ≠ 管理者

ここがTeamプラン特有の構造的な課題です。

  • Claude Codeの新機能をキャッチアップしているイノベーター/アーリーアダプターのエンジニア ≠ 管理画面を操作する管理者、であることが多い
  • 新機能はデフォルトブロック → 管理画面で解放が必要
  • しかし管理画面への追加はサイレント → 管理者が気づかない
  • 結果、メンバーが「これ使えますか?」と都度聞くか、管理者が自主的にキャッチアップするしかない

せっかくの新機能が、組織で活用されないまま眠る可能性があります。

最後に

Claude Teamプランの管理・運用に関する日本語情報は、正直なところまだまだ少ない状況です。本記事が、導入検討中の方や既に運用されている管理者の方の参考になれば幸いです。

すべてのアップデートを網羅することはできませんが、気になる変更があればカンリーのテックブログ(Zenn)筆者のXでも発信していきます。よければフォローしてください。


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