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【高校野球】浦学、課題と経験得て夏へ


 守備の乱れから大量失点した浦和学院は準決勝まで鳴らした強力打線の勢いが陰り、逆境を打ち返せなかった。森監督が「球場の雰囲気に選手たちがのまれてしまった」という通り、相手スタンドの大応援は浦和学院の選手たちに重圧を与えるには十分だった。

 浮足だった一回の先頭打者に本塁打を放たれ、ゲームプランが崩れた。今春は「先制点」にこだわり、県大会初戦から関東大会準決勝まで全試合で一回に得点して先手を取ってきた。「この春初めて先制されて、少し面食らったところがあった」と蜂巣主将はチームの動揺を感じていた。

 流れが悪い中でも10安打を放つあたりはさすがの打力。四、七回はともに3安打を集中させて点を奪った。七回1死から中前打で出塁し、玉栄の適時打で本塁を踏んだ中川は、「積極的に振りにいってチャンスをもぎ取るのが自分たちの攻撃」と話す。厳しくコースを突いてくる横浜投手陣に対してもスタイルは貫いた。

 「全ては夏のため」を合言葉に挑んだ春季大会。関東大会では決勝まで残った2校のみに許された4試合の経験を得て、決勝では守備での課題に直面した。夏への道のりを考えれば、準優勝という結果が最大の収穫となる。森監督は「これが選手たちの肥やしになって成長してほしい」と期待をかけた。
2026/05/25 10:45:00
記事提供:埼玉新聞

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