指名手配の男は着替えて逃走の可能性 事件発覚前には警察に“人殺した”趣旨の話 兵庫・母娘殺害事件
兵庫県たつの市の住宅で親子2人が殺害された事件で指名手配されている男が犯行後に着替えて逃走している可能性があることがわかりました。 兵庫県たつの市の住宅で母親の田中澄恵さんと娘の千尋さんが殺害された事件では、警察は住所・職業不詳の大山賢二容疑者を千尋さんに対する殺人の疑いで全国に指名手配しています。 2人の遺体には、首などの上半身に複数の刺し傷があり、司法解剖の結果、死因は澄恵さんが「失血死」、千尋さんが「出血性ショック」であったことがわかっています。 2人が殺害された際、一定量の出血があったとみられますが、事件後の防犯カメラの映像には、男の衣服に血の跡がみられないことなどから、男が犯行後に衣服を着替えた可能性があることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。
事件発覚前の今月16日には、高砂市内の路上で大山容疑者が寝ていたところを通報され、高砂署で警察官に話を聞かれていたこともわかっています。 その際「人を殺した」という趣旨の話をしたということですが、話がかみ合わなかったことなどから逮捕には至らず、警察は、過去に住んでいたとみられる現場付近まで送り届けたということです。 この際、大山容疑者は刃物を所持しておらず、凶器を捨てた可能性もあるとみられています。 警察は情報提供を呼び掛けながら、大山容疑者の行方を追っています。