東恩納琢磨氏のブログから消された投稿
中国の行動原理に詳しい九州大学教授の益尾知佐子氏はそう説明する。“琉球”表記の登場も、その一環というわけだ。
事実、邢記者は今年1月以降、現地ルポを含めて“琉球”記事を量産。東恩納氏の協力によって撮影した写真や動画を、英語版の記事やニュース動画でも配信している。
邢記者らは、沖縄は日本とは別地域だとする中国共産党の認識を、国際社会に向けて宣伝している。東恩納氏自身の認識はともかく、彼が結果的にその素材を提供する片棒をかついだと批判されても仕方がないだろう。
では、中国のプロパガンダ部隊は、いかにして辺野古に介入したのか? 現在は削除されている東恩納氏のHP記事には以下の記述があった。
「龍谷大学の松島教授の紹介で(邢記者が来た)」
この紹介者とは、松島泰勝氏のこと。琉球独立を主張する沖縄人の民間団体「琉球民族独立総合研究学会」(琉独学会)の中心人物である。
「琉独学会は、米軍普天間飛行場の辺野古移設問題に県民の反感が高まった2013年に設立。沖縄の歴史的経緯に加え、解決が見えない基地問題への強い反発が背景にあります」
同会幹部と面識を持つ沖縄県民の比嘉氏(仮名)はそう説明する。基地に苦しむ沖縄人を「(日米に植民地支配された)先住民族」と位置付けるのが、松島氏の持論だ。
こうした視点の提起は自由である。しかし大きな問題は、松島氏と中国当局との蜜月関係だ。