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【FF14】リアル干渉についての考察

考察の経緯

別記事で野良マルチ恐怖症について書いていたところこちらに興味がわき、考察が止まらなかったのでまとめました。

FF14は割とリアルとの障壁が少ないゲームだと思っています。
これは他のネトゲでは無かったことなので驚きがありました。

暗黙の了解

皆さん、ネトゲことMMOにおいて「暗黙の了解」の一つに
「リアルに干渉しない」
ということが常識であるといった事は耳にしたことがありますでしょうか。

かくいう私も16年MMOを遊んでいて、だいぶ昔から言われていたように思えます。
しかし、16年ビッタリ前に知ったかといえばそうでも無く、いつ、誰からといったものは覚えていないんですよね・・・。
あくまでルールではないので薄っすらとした膜のようなものですが。


そんな昔ギルティなことが平然と行われていた

皆さんはFC募集など見たことがありますでしょうか。
そこで私は少し衝撃を受けました。

「FCメンバー募集!成人以上!東京住みの人!ボイチャOKの人のみ!」

うっそだろこれまじかよ・・・(戦慄)

他のFC募集にも似たような要項が結構あり、なんだこの陽キャゲーム!となったのはここだけの話。(後に払拭される)


A君(中身)かマリオか

ひとつ考え方があり、「リア友」と遊ぶ場合を想定すると「キャラクターの中身」なんてものは存在しない というものです。
スマブラのようなパーティーゲームを友達と家で遊ぶとき、友達のA君がマリオというキャラクターで遊んでいても、あくまで一緒に遊んでいるのはA君です。一緒に遊んでいるのはマリオにはなりません。

しかし、MMOにおいてはBというキャラクターもといマリオと遊んでいるという体裁を保つ事が必然になります。
言い方が誇張されているように見えますが、ネトゲにおいて同じ家にA君は居ないため、その名を知り得ないので「相手はマリオ」という情報が主になります。
(ニックネームがA君だったり、すでに知り合っていた場合はA君になりますが。)

さらにその「マリオの中身」を追求してはならないのが暗黙の了解でした。

暗黙の了解を深堀りする

さて、ここで最初の暗黙の了解「リアルに干渉しない」の経緯を深堀してみましょう。
同じ趣味、さらに同じゲームを一緒に遊んでいて会いたくなる、さらに仲良くなりたくなるのは言わば「必然」ともいえるかもしれません。
そんな中で「リアルに干渉しない」暗黙の了解が出来上がったのも「必然」かもしれない一つの原因が以下の一文。

「互いを知ったらトラブルになった」
よく聞くのは「ネカマ」「姫」といったトラブルの種ですが、これは「ヤマアラシのジレンマ」という有名な心理が影響して発生するものの一因とも考えられます。(オタク特有の知識)
カワイイ女の子キャラクターの中身がもしオッサンで、オフ会に会うまでのプロセスにおいて中身は男だとのカミングアウトがあったとして、それが原因の種になるのではなく、
「中身がオッサンだと知ったせいで、かわいい女の子キャラクター像が中身のおっさんになった」ことが主たる原因になります。
これまで甘えた動きをしていたカワイイ女の子像がおっさんになったと考えると影響は大きいでしょうけどね。
互いを知れば知るほど、仲良くなるほどムカつく・不満を持つ事への抵抗は薄れます。
現実の仕事においてもあると思います。
取引先には文句言えないけど仕事できないセンパイの愚痴は尽きないみたいな。
取引先も仲良くなると飲みの席などでちょっぴり愚痴言いやすくなりますよね。

そういった人間関係のトラブルを防ぐためには「キャラクター」対「キャラクター」の関係性でとどめることが一番であることを身をもって実感した人たちが「暗黙の了解」としたのではないかというのが私なりの一説になります。
こと大規模コミュニティにおいては最終的にwikiなどの攻略サイトの運営に至ったりしていたのでそこから得た知識(処世術)なのかもしれません。

時代の変遷

なぜそんなトラブルの種が現代に残っている、むしろ広まっているのか?

つまりトラブルにならないから残っているのではないか、という逆の考え方をしてみました。
よくネトゲ婚なんてのも聞きます。
100%では悪ではないとして、時代を経るにつれてトラブルが減少していったというのがひとつの見解になります。
ここ20年で全体的にネットリテラシーが重視されるようになったのは知っての通りです。

結局は集まったメンツが良いか悪いかで結果が変わっている気がしますが、それ以外にも挙げられる原因がありました。

MMOの衰退とFPSの隆盛

近年MMOが衰退しているというのはよく聞きますよね。
その一方でApex、VAROLANTなどのFPS人口が増え、大きい割合を占めるようになりました。
そういったFPSの民はもちろんFF14が動くマシンで遊んでいるわけで、こちらに興味を持った移民は多いかと思います。
それだけでなくオンラインゲームの価値観というのも変わってきます。
FPSのイメージといえば殺伐とした撃ち合いのゲームで、煽りあい上等なイメージがありますが、プロシーンが注目されてから以降、それ以上に仲間との連携が重視されるようになりました。
OverWatchなどはタンク・DPS・ヒーラーの概念があるのでFF14民はとっつきやすいかもしれません。
そのFPS民から輸入された以下の文化が最たるものと考えられます。
Discordをはじめとしたボイスチャット
もともと連携が必要だったMMOにあまりボイチャが普及していなかったものの革命が起きたのがここではないでしょうか。
「ランクマッチにおいて最上に至るためにはボイチャが必須」
とまで言えるくらいFPSはボイチャでの連携で立ち回りが変わります。
即座に情報を伝達する、戦いながら伝達するといったことはチャットではできないため、無いと困るレベルでしょう。
FF14はマクロやフィールドマーカーもあり事前準備した上で挑むので絶などの高難易度を遊ばなければ特にそういった必要性はないのですが、その高難易度やMMO特有のコミュニケーションにて結局ボイチャが使いやすいため大きく普及したと考えられます。
FF14も結論戦う中での定型文以外のチャットは無理ですからね。。。

このボイスチャットは従来のMMO特有の障壁を打ち払うのに十分な要因ではないでしょうか。

A君とマリオの例えで言うなら「声がA君のマリオ」なので、ガワがマリオでもどうあがいてもA君とのやり取りです。
マリオを介さないコミュニケーションに変化したのです。

FF14内にボイチャはないので、FF14であってもキャラクターは介さないコミュニケーションが可能になります。

結論、ボイチャという最強コミュニケーションツールを携えて、MMO特有の暗黙の了解について特に知らない黒船が乗り込んできたわけです。

コロナ

そう、コロナも少々ですが影響しています。
自宅にそもそもボイチャ環境が無い人も居たかと思いますが、大きくボイチャが出来る環境が普及しました。
オンラインにて授業・会議する中で、ボイチャ自体の障壁も無くなっていったと考えられます。

まとめ

もともと暗黙の了解であった「リアルに干渉しない」についてはFF14では一部の人には通用しなくなってきていることが分かりました。

原因としてMMOの暗黙の了解なんざ知らない外からやってきた人や便利すぎるボイスチャットの普及によって「知らない人との深いコミュニケーション」の障壁が取り除かれ、時代を経るうえでのネットリテラシーと機材がある状態でコミュニケーションを行うため、トラブルになるケースも少なくなり、リアル干渉については節度を持って行えば問題ないという結論です。

私がFC募集にて抱いていた違和感も、
ボイスチャットにて信頼された仲で、成年というフィルターを掛けたうえでオフでも一緒に遊ぶといったFC理念が見え、事実払拭されました。

しかし、まだリアル干渉が嫌な人は多く存在することも忘れないでほしいと思います。
私もその一員ではあります。

そういったコミュニティに入らない事で干渉はされないことが一番の解決策にはなりますが、声を掛ける側も昔のタブーがあったことの配慮が必要ではあります。ボイチャ強制はやめようね!

でもそれ以上に、同じゲームの趣味を持った人とのコミュニケーションは最高だぜ!楽しみを分かち合いたいぜ!ということがリアル干渉増加の原因なんだと思います。


あとがき

最初の記事ながら重めの内容を書きました。
こんなの公式のブログ機能では正直書きにくいです。

書いていてネカマ自体の障壁も気が付けば無いような気がしてきました。
ボイチャ文化が普及したせいで悪いネカマが男を釣るハードルが上がったから消えた結果なんでしょうかね・・・

私はかわいいキャラが好きなので中身がオッサンでもきにしないぞ!
(リアルを知らなければどうということはない)


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