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年収6800万円のNetflix社員に学ぶ、「給料が跳ね上がる人」の5つの共通点
毎日遅くまで働いている。 ミスもしていない。 なのに、給料はほとんど上がらない。
なぜか? それは、努力が足りないからではない。 残酷だが、あなたの「替え」が、いくらでもいるから。

もし明日あなたが「辞めます」と言ったら、会社は必死で引き止めるだろうか?それとも、内心ちょっとホッとする反応をされるか。 そもそも日本の会社は、頑張った分だけ給料が上がるようにはできていない。年功で決まっている席に、努力で割り込むのは難しい。 ただ、「替えのきかない人」だけは、その枠の外で値段がつく。

Netflix従業員の年収"中央値"は、約3,100万円($200,761、米SEC proxy/FY2023)。エンジニア職になると、中央値で約6,800万円。

休暇は無制限。 経費規定はたった5語。「Act in Netflix's best interest(会社の利益を最優先に行動せよ)」。怖いのが、勤怠という概念すらない。 それでも契約者は3.25億人超、2025年通期の売上は452億ドル、営業利益率29.5%。

報酬の考え方は、「その人が市場でもらえる最高額を払う」。創業者ヘイスティングスが書いた『NO RULES』にも、はっきりとそう書いてある。
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なぜそこまでするのか。 替えのきく人には、1円も払いたくないからだ。 そして、優秀な人が一番嫌うのは、優秀じゃない同僚と働かされることだから。

給料は、頑張った時間では決まらない。 「この人がいなくなったら困る」。たったそれだけで決まる。

そしてこれは、Netflixに限った話じゃない。 これまで会ってきた年収1000万超えの人たちも、職種も業界もバラバラなのに、やっていることはだいたい同じだった。 派手なスキルでも、特別な才能でもない。むしろ拍子抜けするほど地味。
その共通点を、5つに絞って解説する。



① その他大勢から抜ける。「突き抜けた武器」を1つ持つ

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2001年、Netflixは社員120人の3分の1を解雇した。 当時の最高人事責任者パティ・マッコードは、こう振り返っている。 「30%少ない人数で、倍の量の仕事を、しかも楽しくこなした」。 残ったエンジニアの1人は、こう言ったらしい。 「平均以下の人と働くより、1人で働くほうが幸せだ。彼らのミスを直す時間がいらないから」。 ここに、給料の本質が隠れている。
「そこそこ」の人を救うために、その上の人が時間を吸われる。 だから会社は、そこそこの人を高く買えない。 僕の周りで給料が高い人を思い浮かべても、みんな「これだけは誰にも負けない」を1つ持っている。何でもそこそここなせる器用な人ほど、なぜか安く使われている。

全部70点の人より、1つだけ150点の人が選ばれる。 仕事の中で「社内で一番」と言えるものを1つ決めて、そこに時間を寄せる。全部を平均的に頑張るのを、まずやめるべき。


② 自分の値段を、社外で測る

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パティ・マッコードは、社員にこう言っていたらしい。 「競合と面接して、いくら出すと言われたか教えて。それは貴重な情報だから」

普通の会社なら、転職活動は「裏切り」扱い。 Netflixは、それを「貴重な情報」と呼ぶ。 それは、社員の市場価値を一番正確に測れるのは、競合のオファー金額だから。

給料は、今の会社の評価ではなく、市場で決まる。 「頑張っても上がらない」のは、社内の物差ししか持っていないからだ。 社内で1位でも、市場で100位なら、給料は100位の値段になる。

稼ぐ人は、転職する気がなくても、自分の値札を定期的に見にいく。 エージェントに会う。求人をざっと眺める。「今の自分は、外でいくらなのか」をなんとなく掴んでいる。 自分の値段を知らない人間が、高く買われることはない。 辞める必要はない。 年に一度、転職サイトに登録して、どんなオファーが来るか見るだけでいい それが、あなたの今の値段になる。


③ 言われる前に、自分から開く

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抱え込むのは、責任感の表れに見える。 でも会社から見れば、ブラックボックスを1つ抱えているのと同じだ。 その人が休んだ瞬間、何が止まるか分からない。属人化した仕事には、怖くて高い給料を払えない。 逆説的だが、情報を開く人ほど、替えがきかなくなる。 進捗を共有する。失敗を見せる。迷いを口に出す。 そこに人が集まり、ノウハウが集まり、結果として、その人を中心に仕事が回り始める。
情報を出す人のところに、信頼が集まる。
役職は関係ない。 誰か1人に、自分の仕事の途中経過を見せてみる。それだけで景色が変わる。


④ 管理されない。成果で語る。

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マッコードはこうも言っている。 「正しい人を採れば、97%は正しく動く。多くの会社は、残り3%のために膨大なルールを作る」。

ルールが多い会社ほど、社員を信用していない。 信用していない会社は、給料も低くなる。管理コストを払うために、給料の原資が減るからだ。 Netflixの原則は、「上司を喜ばせるな、成果を出せ」

給料の高い人は、たいてい指示を待たない。 「何をすれば成果になるか」を自分で決めて、勝手に動いている。 もちろん報連相を度外視して、変な方向に進むとかは論外。 だから上司の役割は、管理ではなく、邪魔をしないことになる。 指示がないと動けないのは、あなたが部品として扱われている証拠。 部品に高い値段はつかない。設計図を書ける人に値段がつく。 小さくていい。頼まれる前に「これ、やっておきました」を1つ作る。 それだけで、値段の付き方は変わってくる。


⑤ 「代わりがいる人」をやめる。毎年、自分の椅子を勝ち取る

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Netflixには、キーパーテストという有名な問いがある。 管理職は、自分のチームメンバー全員に対して、定期的にこう自問する。

「もしこの社員が辞めますと言ってきたら、必死で引き止めるか?」


答えがNoなら、その日のうちに退職金を払って解雇する。
創業者ヘイスティングスの言葉。 「うちは家族じゃない。プロスポーツチームだ。毎年、自分の席を勝ち取れ」

WSJの報道(2018年)によれば、ヘイスティングス自身が、18年勤続だった最高プロダクト責任者をこのテストで解雇している。創業初期からの盟友だった。
社歴も友情も関係ない。今この席に、この人がふさわしいか。それだけで判断される。

残酷だ。
でも裏を返せば、「替えのきかない人だけが報われる」ということでもある。

まとめ

①〜④を突き詰めると、結局ここに行き着く。
年収1000万を超える人の共通点は、たぶんひとつだけ。

「この人が抜けたら、本気で困る」と思われている。

社歴でも、役職でもない。

明日あなたが辞めて、上司がホッとするなら、給料は上がらない。 その椅子に、来週も座れる自信はあるだろうか。 安定のために働いているうちは、どこまでいっても安いままだ。

突き抜ける。 外で測る。 自分から開く。 勝手に動く。 替えがきかなくなる。

どれも、頑張りの「量」ではなく、「替えが効かない」かどうか。

給料を決めているのは、あなたの会社ではない。市場だ。 今の会社で評価されないなら、市場で評価される自分を作ればいい。
どこまで行っても、給料が上がらないのは、努力が足りないからじゃない。 まだ「替えのきく場所」で仕事をしてるということ。
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