兵庫・たつの母娘殺害の容疑者、警察官に「人を殺した」…信ぴょう性低いと判断され家の近くまで送られる
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兵庫県たつの市の住宅で母娘が殺害され、19日に遺体で見つかった事件で、遺体発見前の16日夜、住居・職業不詳大山賢二容疑者(42)(殺人容疑で指名手配)が同県高砂市内の路上で寝ているところを通報され、警察官に「人を殺した」などと話していたことが、捜査関係者への取材でわかった。しかし、会話がかみ合わず、県警は大山容疑者を以前、住んでいた家の近くに送り届けたという。
殺害されたのは、いずれも無職の田中澄恵さん(74)と次女の千尋さん(52)。司法解剖の結果、2人は13日頃に死亡したと推定される。大山容疑者は約10年前に、田中さん母娘の住宅の隣の家に住んでいたという。
捜査関係者によると、大山容疑者は16日夜、高砂市内の路上で寝ているところを通報された。駆けつけた警察官に不可解な言動を繰り返したため、高砂署で詳しく事情を聞いた。その中で「人を殺した」と話したほか、「たつの」「殺人事件」と述べた。相手や具体的な場所を語ることはなかったという。
県警は所持品を調べ、刃物などを持っておらず、発言の信ぴょう性は低いと判断。大山容疑者が以前に住んでいたたつの市内の家の近くで、事件現場付近の幹線道路まで車で送り届けた。県警によると、大山容疑者は翌17日、現場近くの防犯カメラに歩く姿が映っていたが、その後の行方はわかっていない。