遠山郷学園再編に向け絆深める 地域学ぶ3校合同交流会
2027年度の小学校再編に向け、遠山郷学園の飯田市上村、和田両小学校、遠山中学校の3校合同による第1回「絆交流会」がこのほど、遠山中で開かれた。児童生徒は遠山郷の産業や文化に携わる地域住民から話を聞き、地域への理解を深めながら交流した。
交流会は、統合前から地域への関心を高め、上級生と下級生のつながりをつくろうと学校が企画した。3校の児童生徒全55人と教職員、住民らが参加した。
当日は3校の児童生徒を交ぜたグループを編成。「遠山郷のお宝さがし」と題し、体育館内に設けた各ブースを回った。下栗芋の生産者やゲストハウス、食肉店、経営者、霜月祭関係者など14人が地域講師を務め、子どもたちは専用台紙にシールを集めた。
聞き取り後は、グループごとに情報や感想を共有した。中学生が小学生を気遣いながら活動を進める姿も見られた。
上村小の根本直隆教頭は「垣根を越え、上級生、下級生として関わるいい時間になった。スムーズなスタートを切れるよう、学習に入り込んだ交流にも取り組んでいく」と話した。
参加した住民は「上村、南信濃両地域の児童生徒や関係者が分け隔てなく交流し、地域でも統合を応援していくという目標に一歩近づいたのでは」と期待を寄せた。
絆交流会は統合までに3回行い、第2回は11月30日に実施予定。
3校は6月30日から、合同で学校生活を送る「合同生活授業」も始める。