水戸市の元教員、大谷拓也さん(30)が、自ら仕上げたクラフトコーラの販売を始めた。クラフトコーラ作りを趣味にして3年目。今春、6年勤めた中学校を退職した。「コーラ作りへの夢が膨らんでしまいました」と、大谷さん。
大谷さんのクラフトコーラの名称は「ジェントルマンコーラ」。ジェントルマンコーラは、シナモンなどのスパイスや、バニラビーンズなどを煮込んで作ったシロップ(原液)で、炭酸水などで割って飲む。
上質なバニラビーンズの香りが魅力。容器の瓶は、洋酒を思わせる高級感あるデザインだ。
人生を変えるきっかけは、クラフトコーラを作る動画を見つけたこと。大谷さんは子どもの頃から無類のコーラ好き。「大好きなコーラを作れるなんて」と驚いた。
初めて自分で作ったコーラは「全然おいしくなかった」が、以来夢中になった。さまざまなレシピを試したり、全国のクラフトコーラを飲みに行ったり取り寄せたり。その都度、メモした“コーラノート”は9冊に上る。
酒が飲めないことも背中を押した。飲めないが、グラス片手に酒について語り合う姿はあこがれ。「ノンアルコール派だって語りたい。作り方や材料が多彩なクラフトコーラなら語れると思うんです」
教員の仕事は小学生からの目標だった。大好きだったが、「新たな夢を追いかけてしまう先生が1人ぐらいいてもいいかなと、思って」と、大谷さん。
1瓶6000円(税別、箱入り)。JR水戸駅のいばらき地酒バー水戸で販売。ネット販売も準備中。詳細は、ジェントルマンコーラのインスタグラム(アカウントはgentlemanscola)へ。

