ソフトバンク・山本祐大「ホッとしました」移籍後初安打含むマルチ安打で“打てる捕手”証明
◇パ・リーグ ソフトバンク3─4楽天(2026年5月16日 楽天モバイル) ソフトバンクの山本祐大捕手(27)が16日、楽天戦で移籍後初安打を含むマルチ安打をマークした。12日にDeNAからトレードで加入。出場2試合目で定評ある打撃で結果を残した。守ってもリード、ブロッキングなどで存在感を発揮したが、チームは逆転負けで今季ワーストの4連敗。今季初めて借金1となり、Bクラスの4位に転落。リーグ3連覇を目指すチームは踏ん張りどころを迎えている。 【写真あり】ソフトバンク・山本祐大 収穫大の“入団会見即スタメンデビュー” 勝ちパターン救援陣5投手を好リード 第1打席で移籍後初めてHランプをともすと、3打席目にはマルチ安打も記録した。しかし、チームが逆転負けを喫し、山本祐は次こそは勝利へ導くと思いを強くしていた。 「(初安打は)ホッとしました。(2本目も)出るに越したことはないので良かったとは思いますけど、何とか1点でも減らせるように、次は頑張りたいと思います」 2回1死一塁で楽天の先発・古謝のスライダーを捉え、左前にクリーンヒット。チャンスを広げ、1死満塁からの庄子の先制犠飛につなげた。さらに6回2死ではツーシームを左前に運んだ。 24年には108試合に出場して打率・291、5本塁打、37打点をマークし、捕手としてベストナインとゴールデングラブ賞を獲得している。「僕がアピールできるところを思い切ってやろうかなと思い、毎打席臨んでいます」。12日にDeNAから電撃トレードで加入。会見後、即スタメンで出場した13日の西武戦では無安打だったが、移籍後出場2試合目で快音を響かせた。 守っても存在感を示した。初めてコンビを組んだ先発・スチュワートは初回から不安定な投球。それでもバッテリーで粘って4回まで無失点に抑えた。2回2死満塁の場面では平良へ対して投げたカーブが外へ大きく外れたが、的確なブロッキングで止めて失点を防いだ。 「シンプルにカーター(スチュワート)のいいボールをどんどん使っていくことを意識しました。5回に複数失点になってしまったのは悔やまれますけど、カーターも僕のことを分からない中で信用して粘り強く投げてくれていた」 チームは踏ん張りどころを迎えている。今季ワーストの4連敗で4位に転落。開幕5連勝スタートで貯金は最大6あったが、初の借金1となった。「次は勝たせられるようにと思います」。勝利に貢献し、チームを浮上させるためにベストを尽くす。 (木下 大一)