「緊張とはちょっと違います」ソフトバンク・秋広優人が巨人ルーキー時代以来のサードに 2軍戦でフル出場 その意図は?
◆ファーム・リーグ西地区 オリックス6―7ソフトバンク(16日・くら寿司スタジアム堺) ■【動画】これぞベテランの熟練技!柳田のタイムリーヒット&牧原の爆走帰還 ソフトバンクの秋広優人内野手(23)がソフトバンクでの2軍戦で初めて三塁を守った。4度の守備機会で、失点につながる失策もあった一方で併殺を取るなど軽快な動きも。6番三塁でフル出場。打っては右前適時打を放ち、1分け挟む連敗を2で止める勝利に貢献した。 今季は一塁と左翼を守ってきた秋広を「ホットコーナー」とも呼ばれるサードで起用した斉藤和巳2軍監督は、その意図を「可能性はどこにあるか分からない。可能性を探っているだけです」と説明した。 東京・二松学舎大付高から巨人にドラフト5位指名で入団した2021年に一塁と三塁を守っていたという。途中から外野も守るようになると、内野は一塁だけとなった。それ後、4年間は三塁に就いたことがなかった。3週間ほど前から練習に取り組み、この試合で三塁手として登場した。 「選択肢を広げる意味で昨日までは練習だけでしたけど、きょう初めて試合に出してもらいました。緊張? 不慣れな感じだったので、緊張とはちょっと違います」 守っている間は気が張っていた。やはりミスはできない。初めて守るポジションだからと言って投手の足を引っ張るわけにはいかない。 守備機会は4度。1回の1死一、三塁では右の強打者、内藤鵬の詰まったゴロ(打点あり)を前に出て捕球すると、一塁へランニングスローでアウトにし、2回は先頭打者のゴロをアウトにした。3回は2死二塁から三遊間寄りのゴロを捕りきれず、タイムリーエラー。4回は1死一塁でゴロをさばくと、素早い送球で「5―4―3」と渡る併殺を決めた。 「守備はアウトにして当たり前と思うので、どんなに良いプレーをしてもミスを1本起こしてしまったらその良いプレーも無駄になってしまう。取れる球はしっかりアウトにできるような守備をしたい。そのために練習をしていきます」 5回には元ソフトバンクの岩嵜翔から中前へタイムリーも放ち、攻守に奮闘。「無難にできたというだけでも、まずは良いんじゃないですか」と評した斉藤2軍監督は、今後について「他の野手との兼ね合いもあるので、継続できたら継続しますし、そうでなければ他のポジションを守ってもらわないといけないので。守れないといけない、彼は」と守備力の向上を求めた。(吉川学) 【#OTTOホークス情報】 ▼「悔やまれる」ソフトバンク山本祐大が移籍後初安打&好守&懸命のリードも反省した1イニング▼
西日本新聞社