顧問に斎藤兵庫知事と久元神戸市長 元町商店街「150年」で実行委が発会式
- 2023/07/11
- 02:28
【神戸経済ニュース】神戸市中央区の元町駅付近から神戸駅付近まで1.2キロメートルある商店街の5つの振興組合で構成する神戸元町商店街連合会は10日、「元町通」の地名ができてから2024年5月で150年を迎えるのを記念する事業の実行委委員会を設置した。顧問に兵庫県の斎藤元彦知事(写真右)と、神戸市の久元喜造市長(写真中)を迎えて同日、実行委の発会式を開催。斎藤知事と久元市長がそろって出席する中で、商店主ら実行委員が今後の事業計画について説明した。
1874年(明治7年)5月20日に当時の県知事にあたる県令の神田孝平が「元町通」の名称を布告したことを、元町商店街の発端とした。この直前の5月11日には大阪〜神戸に関西初の鉄道が開業。同年10月には旧居留地にガス灯が点くなど、神戸の都市化と時代をともにしたのが元町商店街だ。1883年(明治16年)の元町通には、すでに43店舗あったことが分かっている。現在は約300店。「本高砂屋」「神戸風月堂」「亀井堂総本店」「赤壁商店」「平村写真館」など創業100年を超す老舗も18店ある。
商店街では150年のシンボルマークを作成。大正から昭和初期に整備して以来、同商店街が引き継ぐ街頭のデザインが「すずらん灯」であることから、スズランの花をあしらったデザインだ。このほか剪(せん)画作家のとみさわかよのさん、鳥瞰(かん)図絵師の青山大介さんらが描いた元町商店街の「現在」の展示を企画。一方で「過去」150年を振り返るアーカイブ写真展なども開催したい考えだ。さらに「未来」に向けた子供向けの行事なども、順次企画、展開していく。記念事業は2025年にかけて今後およそ3年間展開する予定だ。
あいさつした斎藤氏は、25年に開催する国際博覧会で出展を予定する「兵庫パビリオンにお越しいただいて、国内屈指の歴史を持ち、伝統をつなぎながら新たなことに挑戦する元町商店街の姿を国内外に発信する機会になれば」と話した。久元氏は、三宮や湾岸地区の再開発に触れ「回遊性をどう作るのかを街づくりの基本に考えており、ナイトタイムエコノミー(夜遊び経済)が今後の鍵」と指摘し、同商店街が取り組む「元町夜市」との相乗効果を生みたい意向を強調していた。
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