ウィキペディアの画像に押し寄せる「映え」の波濤
お疲れ様です。宇宙に喜び多からんと書いて宇喜多・W・要出です。さて、ウィキペディア日本語版にはメインページがあります。ご存知でしょうか。そしてそこには、[[Wikipedia:メインページ新着投票所]]というぺージがあります。ご存じでしょうか。
何を隠そう、新たにアップロードされた画像の中でも取り分けいい画像は、トップページに掲載されるのです。その選考を担うのが、[[Wikipedia:メインページ新着投票所]]、というわけです。ウィキペディアンの推薦と投票で選考しています。以上が前提。
キタカミヒョウタンボク
先月2月、キタカミヒョウタンボクが負けました。
この植物は環境省レッドリストに登録されています。絶滅危惧IB類 (EN)です。学術研究以外の目的なら、採取だって損傷だって禁止です。では撮影は……できるのです!
山奥へわけ入って、絶滅危惧種の画像を撮って、フリーなライセンスで公開してくださったウィキメディアンが、この世のどこかにいらっしゃるのです。しかも、説明に必要十分な画像が! 偉い!
と、思って、この画像を推薦したのですが、残念ながら票数が足りず、他の画像に負けてしまいました。メインページに掲載されなかったのです。残念。ここで紹介して、ちょっぴりでも広めておきます。偉いから!
この他にも、こういう画像がもっと増えたらいいのに、という画像を私はどんどん推薦しています。とはいえ、なかなかメインページ掲載はかないません。例えば転覆した秋田内陸縦貫鉄道AN-8800形気動車とか。
事故現場を撮影した貴重な画像です。撮れる場所も、撮れる時間も、きわめて限られています。こういう画像にこそ、スポットライトを当てたいと私は思っているのです。
さて、では票を集め、メインページに掲載された画像はどうなのか、といえば……[[Wikipedia:月間新記事賞/受賞記事一覧]]をご覧ください。
なんだか……(以下は宇喜多さんの個人的な見解であり、何か定量的な調べがついているわけではありません。また、本来はここに「映え」ていると私が判断した画像たちがあったのですが、取りやめました。炎上回避。)
なんだか、貴重だったり撮りづらい画像が、投票で負けがちな風潮があると思うのです。掲載された画像をあげつらうつもりはありません。私がかかわったかぎりでは、説明に向いているか、貴重かどうかよりも、パッと見て画像が「映え」るかどうかで、票の集まり具合が変わってくる、ような、感覚があります。こいつ全て肌感覚で語ってるな。
もちろん、映えないけどメインページに掲載された画像もあります。鳥島の気象観測所の跡の画像などがそうです。そりゃあ、画像は地味です。映えてないです。
鳥島はアホウドリ保護のため、許可なき上陸は許されていません。そんな島の画像が使いやすいライセンスで公開されているんですから、嬉しいというものです。
私の画像としては、お正月にとった、遠江射場の画像がメインページに掲載されました。皆様の投票のおかげです。この場を借りて感謝申し上げます。
ところで、映えているから載ったんでしょうか。それとも、貴重だから載ったんでしょうか。私にはわかりません。乗って嬉しいのと同時に、なんだかちょっぴり疑心暗鬼になってしまいます。ちょっぴりですけれどね。
そもそも、貴重かつ映えている画像なら、私は何の文句も申しません。撮影タイミングが限られていて、説明に必要十分で、しかも映えている。そんな画像が取れたらだれも苦労しません。そんな画像は


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