東大受験振り返り(現役編)
こんにちは、葵です。
今回は東大受験振り返りその1ということで、2025年の現役時代東大に落ちてから作成した「現役受験反省会」を記事(ほぼコピぺ)にしていこうと思います。
えお前この時期に出すんかい遅すぎやろと思うかもしれませんがどうかご容赦願います。。。
少しでも誰かの参考になれば幸いですm(_ _)m
(補足 現役時は東進に通っていました)
⚠️以下の文章は2025年3月に書いたものを2026年4月5月に編集しております。浪人への抱負をつらつらと語っておりますが、この記事を編集中の葵は既に受験を終えております。浪人期の過ごし方はこの限りではありません。浪人編は続編を参照してくださいましm(_ _)m
⚠️10000字を優に超えています。時間がない方は(D)要約 をご参照いただければ幸いですm(_ _)m
⚠️一部に2025年等の東大入試問題のネタバレなどを含みます。
(A)大マクロの視点
1 番足りてないもの(量×質×情熱のなかで)
圧倒的に「量」
点数化すると、、
量 20 質 50 情熱 70 (各100 点中)
得点の理由
量:東進コンテンツをやりこんでいたのならまだ良かったのだが、参考書をやり込み完璧にした記憶がないし、東進コンテンツも何度もやったかと言われるとそうではない。量に対する基本姿勢が誤っていた可能性がある。
いってしまえばほとんどの科目で経験値不足のまま臨んだことになる。(但し数学は特進受講により量は比較的担保されていた)
過去問開始前までは「身につける」学習よりも「受講を終わらせる」意識が強く働いており、復習の怠りが甚だしかった。(少なくとも講義問題の再演習は行ったが、全ての講で行えていたわけではないのが実情)
過去問演習期間はこれまた「過去問から吸収し傾向を掴む」学習よりは「過去問を解いて終わらせる」意識が常に働いていたと思われる。基礎や基本解法が疎かなまま夏は過去問演習に忙殺。結局模試を見ても終始点が上らない状態に陥った。(おそらく解法の経験値や土台がなっておらず、近年傾向の模試では総合 160 点が頭打ちになってしまったのだろう。)
量の面で見た時、(質の面にあたるかもしれないが)勉強時間的な演習量は確保していたものの「演習内容」「経験値や引き出しの多さ」「経験値を支える盤石な基礎解法の土台」に欠陥があった、それを秋になるまで放置したことが現役時代の大きな敗因ではないかと思う。
質:模試の分析について当日、翌日中の分析を心がけていた。また科目間、科目別優先度を考えながら勉強に取り組んでいたことは良かった。しかし、分析内容を完全に実行できていないこと、模試直後の分析はしていても返却後の分析を怠っていたこと、分析の熱量に科目間の偏りがあったこと(苦手科目を避けてしまっている)、分析における断捨離がうまくいってなかったことが挙げられ質が良いとは言えない。生活態度としても、夜更かしが目立つ日は多く(AM1:00 就寝とか)自律神経もそりゃ乱れるわと言う程度には不健康だったと思う。(だから共テで自律神経が乱れて体調崩すんだよ知らんけど)
情熱:凹んだ時に日を跨いで凹む事なく走り続けられていた。寝たら忘れるという自分の習性を活かせてた部分は大きいかもしれない。しかし、病む期間が多かったことを考慮すると100 とは言えない。。病んだ時あれやこれやと考え込む悪い癖があり、勉強の質低下につながっていたことも補足する。
要するに……
分析力や情熱は許容できる
演習量、演習姿勢、基礎・基本解法の欠如、それに伴う経験値のなさから点が伸び悩んだ
「授業後の復習姿勢(やりっぱなし状態からの脱却)」「基本解法の応用力」(重問等で養わ
れるであろう力)が今後の課題
(B)マクロの視点 取り組み方評価(期間別評価)、回顧録
①高 1 高 2 (部活動期間)
はっきり言います。両立はできてなかった!マルチタスクは私には難しいです。
部活後の東進ではしょっちゅう寝てしまっていた。自分の体力の限界だと思う。
部活>勉強の熱量、高 2 の 10 月面談にて覚醒した模様。
高 1 生
部活メイン。東進の講座進捗はズレにズレまくる。というより部活を半分言い訳にしていた部分がある。学校の授業態度も生活態度も決して真面目な生徒とは言えなかった。真髄についてはここでちゃんと履修しとくべき分野が多くあったなあと思いつつ。。ただ数学としては結果的に同日 1A40 点 up という快挙を成したので吸収すべきところは吸収できていたというべきか。英語については留学において多少の成長(リスニング面)はあったものの、読解において大きな成長は感じられず 2 年へ。(英語についてもズレまくっていた。)
高 2 生
やはり部活メイン。ただ 1 年の失敗もあるためか多少マシ。(少なくとも忙しい 4、5、6 月受講量は増えていたし勉強時間もそれなりに確保していた。週 6 部活していた割に。多分)
文化祭実行委員に立候補する。夏休みの一部が事務作業により消失。当時を振り返ればこの時期から受講復習はあまりできていなかった模様。ぐんぐんや飛翔についてはある程度行なっていたが(完璧ではないものの)、難関物理は続かず受講しっぱなし状態へと突入。(これが後の負債となる。)
高 2 の 10 月、学年が切り替わるタイミングということで、本腰入れてやらなければ、という気持ちと共に朝勉強を開始。2 学期中は継続。この頃がモチベ max だったと思う。この状態が東大同日まで続く。
◎なぜ「やりっぱなし」に陥ったのか。
・「忙しい」を理由にした(他責思考)
・面倒という感情に負けてしまった(精神面の弱さ)
→後回しにしがちであった。後回しにするから一日で終わらない。一日で終わらないから次の日になる。だが次の日もやることがあるし先延ばしにできない。
……負のスパイラルとはこのこと。。少なくとも、高 1 高 2 の自分は、明らかに優先順位を見誤っていた。(というより受講に臨む自分の姿勢が誤った形で形成されてしまったと言ってもいい。)
②高 3 前期(4−7 月)
部活動、佳境を迎える。学校記録という大記録目前に散る。悔しかったが悔いはなかった。高 2 の 3 月に事案発生。失恋する。3 月かなりの鬱状態となる。(あな惨め。。)
5 月受講が滞る。(大会により土日消失のため)
ただ 2 年間の経験から勉強時間は一番マシだったと思う。。この頃から過去問演習開始。これがまずかったと個人的に思う。
受講も吸収しきれない状態で追い討ちをかけるが如く過去問の演習復習、もちろん手探り状態であるので分析/復習は完璧とは程遠い状態。基礎の土台ができていたならまだ救いようはあったが、しかし①からわかるようにあの受講サイクルでは基礎が固まってないことは明白。しかし目の前の「やるべきこと」をこなさらなければならない、という使命感から中
途半端なまま受講と過去問・苦手潰しを(無理やり)平行した。
過去問の点数からわかるように伸び悩んだ。当たり前である。基礎が完成してないんだもの。基本解法が定着し切ってないんだもの。
③高 3 夏
過去問演習が本格的にスタート。夏は英語に力を入れる。(秋以降にほのかに成長を実感)夏季合宿がモチベとなり、お盆明けの地獄まで勉強時間は確保(15h とはいかずとも平均 12h、校舎にも長い時間滞在した記憶がある)
英語の受講が楽しくなる。そして、「解き方」の講義に入り受講の復習(解き方の確認)を始める(毎講とは言えないが)
基礎がなっていないことに気づくのは秋以降である。夏は「過去問終わらせる」ことで頭がいっぱいになっていた。(本質を見失っていた)
本来夏の立ち位置は苦手の克服と過去問による傾向の把握である。後者はまだしも前者ができていなかったように感じる。
◎どうして気づけなかったのか
・「共テ 5 年二次 5 年」の圧
東進を批判してるわけじゃないんです。ただ、単元ジャンルにすがっていた側面があったので、終わらせなければ、が先走ってしまった。成長教材を単なる事務作業と勘違いしてしまったところに、自分の落ち度がある。
・目に見えてわかる点数への固執
過去問演習は楽しいものだった。なぜなら点が可視化されるから。上がった時のモチベが半端ないから。もっとやりたくなる。(これはある種の薬物なのか。。)
少なくとも、その場の感情に流されていた、ということは言えそうである。
④高 3 後期(9−12 月)
文化祭実行委員事務作業、クラス出し物の音響作業により 約 2 週間の勉強量がほとんど 0 に等しくなる。
(デスクワーク平均 10 時間。これ全部サビ残扱いなんだせ。。ついでに生活習慣が大いに乱れる。)
加えて精神的に病む。(2 学期末までこの精神状態が半ば継続)
2 学期は生きる気力がなかった。(10 月は特に)
復活したのは第2回東大実戦の後の神社参詣の際。
この時期(9 月半ばだったか)自分の置かれた状況を見直してみる。
あ、やばい。基礎が壊滅してる。特に理科。
単元ジャンルを解いて痛感した。
基礎がなってない。問題が解けない。
ここにおいて、物理の穴を理論からやり直して戻るようになる。化学も同様。(これしかなかった、むしろ最善は尽くしたと思う)
しかしここで物理から逃げてしまう。(9−10 月)(逃げた考察は後述してたはず)
◎書いててとんでもねえなと思った。精神的に病んでる時期だったから、楽しようとしたのかもしれない。その結果苦手から逃げた可能性はある。(精神的に弱い)
⑤高 3 冬・直前期
現実を見て、だけど焦らず、「やれることをやろう」の精神で苦手の撲滅と演習を図った。
共テの点数が一気に伸び始める。(共テレベルでは実力がついていたのかもしれない)
◎この時期はこれに尽きる。焦って放棄しなかったのは偉かった。かつ「やれることをやる」と割り切れたことも偉かった。「付け焼き刃」となってしまったのは否めないが、この直前期だけは懺悔よりも称賛の気持ちがある。
要するに、、、
以上長々と回顧して分かったことをまとめる
・「予習→授業→復習」サイクルが確立せず消化、吸収できていなかった
・「成績を上げる勉強」より「やるべきことをやり終える勉強」となってしまっていた
・「やらなきゃならない」使命感から優先順位を見誤った
・やるべき期間にやるべきことを結局できずに直前を迎えた
(もちろん懺悔ばかりではなく、いい面もある)
・科目間、特に科目内優先度は見誤ることなく模試毎に更新し、苦手と得意は把握していた
・直前期、科目内優先度に加えて出題傾向を予測し、特に注力すべきところに焦点を当てて対策した(傾向と対策)
・やらかしに気づいても焦らなかった
これは大きな失敗であるとともに大きな糧である。浪人時代、二の舞にならないために意識されたい。
(C)ミクロの視点 科目別評価
C-1 国語 開示50/80
①使用教材
・東進コンテンツ
・古文単語帳
・漢文必携
・他学校教材
②国語の立ち位置
可もなく不可もなく。相性良ければアドが取れそうと言うレベル。
現代文比較的点が上振れやすい。古文漢文比較的点が安定しない。結論なんやかんや同じような点に落ち着く。
③国語の良かった点
・現代文
師(林修先生)の教えを直前期の過去問習、解説授業により理解し、演習時に遵守することで現代文科目の直前期安定に繋がった。
師のおっしゃる「作業」をまずは真似をする、どのような頭の使い方をすれば要素をくまなく拾って、論理展開を反映させた簡潔な文を解答できるかを演習時、振り返りの時に常に考えるようにしていた。本番もこの作業が功を制したといえよう。
・古文
共テ直前ではあるものの単語などの基礎土台を固め直し、共テレベルの文章を読解、分析復習したおかげで古文の点数の安定ラインが大幅に上昇した。
共テ対策で「唯一」(と言っていいほどあの期間の勉強は虚無を極めていたが)ああやっといてよかった、となった瞬間である。読解において単語文法は不可欠だと改めて実感した。
④国語の反省点
・古文漢文
対策期間が少々遅かった
古文はなんとか間に合ったが漢文は残念ながら間に合わず本番となってしまった。(したがって本試験でも漢文がネックになった模様)
・漢文
基礎土台を確実に暗記しきれなかった
句法、基本語句がこれにあたる。流石に再読文字とかの有名どころは押さえられていたが、直前期詠嘆系や選択系でミスったり、語句の知識がなく共テの語句問題が文脈推測(最悪運ゲー)となるなど悔しさが残る結果となった。
・現代文については、120 字問題と共テの時間的側面が課題として残る。
反省というレベルではないが苦手が残ってしまった以上完全に「成功」とは言い難い現状である。(ただ現代文に関しては満足できる結果である)
⑤今後の展望
古文漢文の基礎を徹底的に押さえることが第一の目標となる。(加えて漢字、現代文の重要語句も)
したがって予備校の授業での予習においてセットで単語を覚える、使用された句法の関連も覚える、といった枝葉を広げるやり方で知識を吸収して行こうと思う。
国語科については少なくとも許容ライン(合格ライン)に到達し得たであろうから、現状維持を心がけようと思う。
C-2 数学 開示48/120
①使用教材
東進コンテンツ(通期講座)
過去問演習講座、最難関 4 大学演習講座
2 月講習テストゼミ 12 回 48 題
東大特進 東大への数学(高 2 第 5 期、高 3 全期)
その他青茶、サクシード、入試の核心など学校併用教材
②数学の立ち位置
得意分野であるし、共テの重要な得点源教科。東大においても得点源としたいところだが60 点弱と難航
慶應、神戸後期数学は 8 割弱到達できており、ある程度の素養はある(と信じたい)ものの、東大においては得点源科目として安定な得点供給は見込みずらい科目でもあった。
戦略
はじめに全問見て問題吟味→前半 90 分(完答注力時間)3 完目標→後半 60 分(部分点確保時間)1 完 2 半または 3 半(10 点ずつ)の気持ちで解く
③数学の良かった点
・直前期に安定した演習量を確保し、かつ試験場に似た雰囲気での訓練が功を制した。
・やり直しノートを作成し、教訓をまとめることで見返して引き出しの補填を図った。
・優先度をたて、弱点分野の早期補填に努められていた。(写像範囲が特に)
・日々の演習の中で「やり方」よりも「考え方」「そこに至った感情」を意識し、言語化していた。これにより引き出しの強化につながったのではないかと。
④数学の反省点
・好きであるが故に他教科に比べて比重が大きくなりがち。
・経験値不足。基礎的処理速度が遅いままである。これは直前期のテストゼミで解消されつつあるものの、積分計算が遅い、通過領域の初等問題解答が遅いなどのスピード面での欠陥は否めない。また、過去問ベースの勉強となっており、参考書にはあまり触れていない、全体的に演習した問題数(下積み問題)が少ないなどの理由から、特に数Ⅲ範囲における引き出しの不足は直前期まで顕著なテーマもあった。
・苦手範囲が撲滅しきれなかった。
複素数、空間ベクトル(方程式評価)、確率・場合の数、極限が最後まで苦手として付き纏う結果となった。これら苦手分野からある種逃げようとする傾向にあったのかもしれない。
・計算ミス符号ミスによる失点の続出(共テに多し)
符号確認、検算の実施を施すようになってから共テではミスが減少。ただ二次では煩雑な計算の見直しは気が滅入ると言うことであまりしてこなかった模様。(直前期になってやっとその癖はついてきたが、まだまだ抵抗はあり。。)(本番はちゃんと検算をした上で提出した。あれ、どうして 3 の答えは合わなかったんだい?ん?)
⑤【完全私見by2025.03】東大数学に必要な力(京大数学との相違点も含めて)
・一貫した数学の論理
4、5 で顕著に現れたように思われる。同値性に欠陥なく、論理や日本語の持つ意味を正しく理解し、表現することが必要になると思われる
・自分で試行錯誤する能力
2(2)などがその類かと思われる。与えられたものを駆使するだけでなく、与えられたものから考察を施し、新たな情報を手にいれて解答を作成する。経験値や引き出しの量が求められるように感じる。(2(2)は挟み撃ちだが片側しか与えられておらずもう片方は自分で見つけてねという問題)
・正確かつ素早い計算処理能力
もう言わずもがな。
問われているものは例年通り、ただ問われる内容がレベルアップしている感じ。
京大との相違点は、京大が発想力や思考力重点(計算は比較的優しめな印象)に対し東大は発想力に加えて正確かつ素早い処理能力双方に重点を置いているところにある。
(問われる頭の使い方が異なることは間違いない)
(以上分析に対する異論は大いに認める、以下私見同様)
⑥攻略のために
難問をやるよりも標準的問題は解法考え方も含め完璧にこなせる状態に持っていくほうが好ましいように思える。したがって前期は典型問題から演習量を確保しつつ下地を作っていくのがいいのかもしれない。(下限の底上げ)
※ここでいう標準問題とは、東大の A、B 問題に相当(単ジャンでいう Lv.7-8)
ただ近年は 10 年代の A、B 相当の問題が少なくなっているように感じる、、後期にかけて天井も底上げする必要はあるのかもしれない。
(これに関しては河合のカリキュラムが自身のニーズと合致していた)
C-3 英語 開示53/120
①使用教材
東進コンテンツ(通期講座、リスニングアプリが主)
鉄壁 24.03– 25.02
透視図 不定期
過去問演習講座、最難関4大学演習講座
②英語の立ち位置
苦手意識を常に持っており、死守ライン 60 点を超えられたら許容、70(受験者平均)で上々レベル
英語戦略 ()は目標解答時間
4A(0)→4B(12)→5(25)→2B 草案(3)→3 先読み(5)
→3(30)→2B(8)→2A(12)→1A(12)→1B(12)
③英語の良かった点
・得意不得意を明確にし、武器にできそうな大問などの分析を行なっていた。また、東大の過去問を通じて大問別で対策を行い、解き方の確認、訓練を続けていた。
取れない時もあるが、5などの一部分野については 6-7 割の得点を維持できるようになっていた。また、本番テンパった 1A についても日頃の訓練が功を制したのか、ある程度要点をついた要約を施せたのは良かった。
④英語の反省点
・毎日触れていない
苦手から逃げていたと言った方がいいのかもしれない。特に夏以前まではかなり逃げていたと自負できるくらいには触れていなかった模様。部活が終わってからは流石にやばいと思ったのか、毎日単語帳(鉄壁)だけは開いていた。しかし単語帳だけでは当たり前だが足りない。リスニングについても、毎日触れるようになったのは共テ直前期 12 月はじめだったように思う。できるできない以前に触れる時間、継続量が圧倒的に不足していたように感じる。
・単語、文法の基礎土台が不安定なままであった
受験科目の中で基礎に戻ることを渋ってしまったのは奇しくも英語だけである。単語はまだやってたぶんマシだったが、文法についてはやり直すにもできないことに気づくのが遅かった(千題テスト)ことも相まって戻る勇気を見出せなかった。単語についても、覚えるということに抵抗があり、周りの受験生に比べれば圧倒的に語彙力が不足していた。(詳細後述)
・復習をおろそかにしてしまっていた
反復学習がおおよそ功を制する英語において、これは致命傷だと思う。。やっても 3 日後、やらないことも多かった。完全に「予習→授業」で止まってしまう「やりっぱなし」の典型例である。(そりゃ伸びんわ)
総じて触れる機会の確保、触れる量、触れ方いずれにも欠陥があったためにいつまでも伸び悩み、かつ量の少なさが基礎構築段階から続いていたため土台も極めて不安定という見るに耐えない状態であった。
⑤なぜ英語から逃げ続けたのか(言い訳タイム)
・モチベ上の問題
英語の特徴は「短期で上がりにくい」ことにある。短期で目に見えて成長が感じられない(覚える作業がどうしても必要になるためであるが)ため、自分の方法が正解なのかもわからない。そんなことから英語に対するモチベは下がり続け触れなくなった。
・単語を覚えるのが本当に辛い
比較的流れのある日本史に比べ、ある程度の流れはあるものの単独で覚えていくしかない(と感じる)英単語は自分の記憶に定着しなかった。もちろん反復演習を怠ったことがもっともな要因である。しかし英単語に関連語はあっても流れはあまり見出せない。(ただ鉄壁は流れに沿って単語を並べてくれていた。それは有り難かったのかもしれない。)また、英
単語は日常の馴染みがないために自分の記憶として定着しづらい。おまけに古文単語に比べて 10 倍以上の語数を網羅する必要があるという気が滅入る事実が英単語にはあった。これら消極的な御託を並べたが(しょうもねぇ)、ぶっちゃけると覚え方がわからないのが事実である。書けばいいのか、例文を丸暗記すれば良いのか、隅々まで何度も反復して読み直すのか、音読して読むのがいいのか、はっきり言ってわからないのが現状である。(加えて完璧に覚えたという基準がわからない)
・音読はやっぱり恥ずかしい
夏季合宿である程度のメンタルはついた。よし、音読しよう!と思い立ったものの、家でやってみるとどうも恥ずかしさが出てきてしまう。恥ずかしさなど捨てれば良いものを。。
⑥どうすれば英語を伸ばすことができるのか
否定的な愚痴を前述したわけだが、英語に対して否定的な感情だけを持っていたわけではない。太庸一先生の情報展開理論は魅力的であったし、何より英語という言語がパズルの一種のように思えたなんとも言えない感動を味わった経験がある。その点で、言語学的才能のない自分も言語学を楽しむ素質は持ち合わせていると考えられる。もっと楽しむためには、逃げる原因となった「地道な作業」を粛々とこなすことから始めるべきである。
・具体的には
(1)単語熟語文法の基礎部分の徹底強化
これらは前期開始からでは遅い、3 月中にある程度の底上げを図ろうと思う。(早期に全て完了できるものでもない、したがってある程度、おおよそ単語は読み書きの基本単語/文法は 6−7 割ほどを目指す)
その際、やった内容の反復に重きを置く。昨日やったものは必ず今日もやる。2 回やったものは一日開けて 3 回目をやる、等々。。メインは三月で行うが、問題は四月以降。せっかくやったのだから記憶の完全定着のために反復演習を隙間を縫って続けなければならない。また、これらはライティングの礎ともなるので、読めるだけではなく書けるように訓練されたい。
(2)比較的優しい文でもいいので長文に毎日触れる(リスニングも可)
優しい文:共テの後半大問レベル(優しいよね?ね?)
共テは試験としては嫌いだが、文章としてみるとたまに面白い文が転がってたりするので有効かもしれない。あとは比較的簡単に読める。(東大レベルのゴツい文と比べて)よって前期の初めは英語に対する抵抗感を緩和する試みと称して、ゴツい文は講義問題周りに留めておいて、読みやすい文を読むのも一つの手だと感じる。(六月、夏冠が始まるあたりにはレベルを上げていこうとは思う)
◎幸い()電車通学があるので、前期は読書(休憩、気分転換、娯楽を兼ねる)にあてる予定であるが、一部の曜日は多読のように使ってもいいかもしれない
(3)授業の徹底的な反復復習
言わずもがな。うだうだいうことでもないので割愛。その日に習ったことはその日に復習。
日を開けて再度復習。当たり前のことをこなす。
C-4 物理 開示29/60
①開始時期と使用教材
23.06 より本格始動
難関物理 23.06-24.04 基礎確認、物理 input
難関物理演習 24.04-24.06 体系問題演習、基本解法確認
良問の風物理 不定期 典型問題演習
学校教材(授業プリント、Check and 演習物理(共テ対策))
過去問演習講座、最難関 4 大学演習講座
②物理の立ち位置
苦手かつ足を引っ張る科目
苦手分野のコンボが来ると確実に点が消え去るため、出題分野によって得点率が大きく左右される。(取れる時は 5−6 割の得点率、取れない時は 3 割以下が多い)
近年傾向の物理は条件の複雑さ、見たことのない問題設定、分野融合のために点がかなり落ち込んだので、前半傾斜の部分を取り切り、なんとか 30 点にこじつければ許容の科目。
なぜかわからないが共テになると化学よりも得点が高い時が多くなる。
③物理の良かった点
・基礎基本を特に重視し、演習において生じた疑問点や理論の穴はすぐに補強した。
これのおかげで、基本的背景の議論についてはある程度申し分ないところまで到達できたように思える。また、God(苑田先生)の解説授業がほとんど理解できるようになり、吸収できるレベルまで到達し得た。(やっと「一般」レベルになったと言うのが正しいか)
・直前期にはある程度の演習量を確保していた
直前期だけである。ただ、直前期だけでも物理に向き合ったからか、現在英語のような抵抗感は緩和されているように感じる。
④物理の反省点
・英語同様苦手から逃げ続けた
夏前 6 月までが特に顕著であり、講座関連の時間以外で物理に触れていないという惨状(6 月以降学校で演習メインの授業になったことから、演習として物理を一定時間以上触れ始めるという機会を得た。それの復習等に時間を割いたりしたため、以前よりはマシになった。(完全に改善したわけではない))
・物理の問題集をやり込まなかった
これは直前期、東大レベルを解きながら痛感したことであるが、基礎→応用の橋渡しとなる経験値や定石(当たり前にしておくべき事象)がほとんどと言っていいほど身についていなかった。おそらく、橋渡しを担う「重要問題集」「名門の森」の類に触れることなく来てしまったが故の末路。(良問の風は主に力学電磁気中心にやった。しかしこれ一冊で東大レベル
までカバーできるかと言われると、少なくとも自分には厳しいものであった。そもそもこれに気づいたのは秋以降。)
理論を重宝するのは大切とは言えども使い方を知らなければ問題は解けない。物理の敗因は履修時に基礎を軽視したこと、そのツケの解消のために理論を重視しすぎて肝心の問題演習をほとんど行わなかったところにある。
(京大現役合格の友達との物理の出来の明白な違いは、上記に挙げる 2 点によるものと言ってよい)
⑤近年の難易度バグに対して思うこと、対応策
【以下完全私見by2025.03】
(個人所感20 易 21 やや難 22 難 23 激難 24 やや難 25 易)
今年は簡単だったらしい。(自己採も近年なら過去最高レベルで高い)体感はそうでもなかったのだが。
24 年はやや難ながらも「良問」、23 年はやりすぎ、22 年は個人的にはあまり見ない設定での議論が多かった印象、21 と 20 はこれまた「良問」の類に分類がなされるだろう。
点数として大打撃を喰らったのは 22、23、24 の 3 年
以下ではどうして取れなかったのかを考察する。
・そもそも論基礎貧弱(これがほぼ全てといってもいいぐらい)
(前述の通り)圧倒的に量が足りていなかったために人に説明できるほど確かな土台や経験値、常識が劣っていた
特に常識化という点において 24 年力学電磁気によって壊滅的なものである(2/20)と実感させられた(尚本番 1 週間前)
・問題状況が複雑
熱力学は 10 年代から顕著である(多分、)が、力学電磁気分野においてもそのような傾向が見られる(特に電磁気)
今年を除いて電磁気は力学または波動との融合、単純な「電磁気」でも与えられる回路や電磁誘導の設定が複雑であったものが多い(ように記憶している)
いわばヤミナベ感漂う問題構成(次年度もこれで来られる可能性は高くなってるのでは?)
これに対する自分の対応策(初動)は単純である
うだうだ言う前に徹底的に反復演習をせよ、人に説明できるくらいあらゆる事象を常識にせよ
以上、うんうん悩むのはその後です。
⑥解法忘れはどうすれば治るのか
物理で苦しんだのは「解法忘れ」。苦手とする分野の初動がわからない、と言った状態。
数学でも苦手分野ではたまに起こることだが、困ったことに物理は得意だと思っていた分野でも起こってしまった。(電磁気導体棒が強く印象に残る)
改善策としてはやはり定期的な反復演習かと
ただ脳死で反復するのではなく、理論や解法を確認しながら反復する、解法暗記全振りに陥らないようには注意すべきである
⑦今後の展望
予備校では学び直しが行われることになる
前期は基礎レベルから「常識化」を、後期は基礎→応用への橋渡し強化を(経験値の蓄積)重点的に行われる。一旦は予備校カリキュラムに沿って学んだことを確実に常識へと変える勉強を前期では続けていく。(併用参考書としては重要問題集)
3 月中にやるべきこととして、それこそ良問の風 1 周/授業プリント 1 周が良いと思われる。
程よい難易度であり、基本の抜け漏れを確認するには最適と考える。
C-5 化学 開示21/60
①開始時期と使用教材
23.11 より本格始動
難関化学 23.11–24.03 化学 input、暗記確認教材(無機有機)
ハイレベル化学演習 24.03–24.06 化学演習用教材
セミナー化学 22.04– 学校の定期考査と併用、基礎の見直し
過去問演習講座、最難関 4 大学演習講座
東大特進東大化学特講第 2、4、5 期対面講座
Check and 演習化学 25.01–25.01 共通テスト対策
②化学の立ち位置
比較的得意科目かつ東大では時間をかければアドが取れる
但し苦手分野一極集中の年(2024、2015)や近年傾向の模試では点数が落ち込む傾向
(分量処理が要因の一つ)
③化学の良かった点
・得意苦手の分別をつけ、苦手範囲の撲滅に注視できていたところ
・直前期東大頻出範囲を過去問の傾向から把握し、対策に時間を割いていたところ
・早期のインプット(高 2 共テ同日前に理論を完了したことは大きかった)
分析者の視点に立って優先度を常に考えながら立ち回れたと思う。時間のない現役時代にそれができていたのは良かったのではないか。
④化学の反省点
・(学校の進度もあるが)化学基礎の知識、問題アプローチを忘れていた事が多い。
特に実験系の理解、イオン化エネルギーなどの「理屈」を理解せぬまま直前に至り、前者
は直前期に、後者は本番に苦しむ結果となった
・圧倒的量不足(一番の要因)
セミナー以外の参考書を終わらせた記憶がない。重問には触れたが途中で止まった模様。その代わりハイレベル化学演習の苦手分野を優先的に行っていた。(あくまで優先的であり網羅しきっていたわけではない)
・苦手の補強のために点がとれた分野を離れ、そのまま触れずにいるから点がとれなくなるイタチごっこを繰り返していた。直前期は意識していたので多少マシになったが。。これに加えて、典型解法の抜けも甚だしかったため、今年の問題でごっそりいかれたように感じる。
・苦手範囲を潰し切ることができなかった。(糖、蒸気圧が特にそう)
総じて「付け焼き刃」の対策となっており、「安定した得点源科目」の位置に立てない状態であった。
⑤【完全私見by2025.03】東大化学の求めるところ(今年(2025)の問題を受けて)
従来型:見たことはない問題であるが、基礎基本、基本解法に則れば解ける問題で多く構成されている。計算量は鬼。論述が他大学並みか少なめ。(但し近年 24 年などの有機はこの類ではないようにも感じる)
口を悪く言えば「付け焼き刃」でも対応可能な年は多い
新型:高校化学で扱う現象の理屈を深く理解した上で、見た事がない現象に対してそれら理屈を活用し、現象を説明できるかどうかに重きを置いている感じ。したがって論述量は例年の 2 倍以上、逆に計算が少なめ。計算や基本解法ができる人よりも、現象に対する深い考察ができ、かつそれを他人に説明できる人を求めている印象。
化学の根っこを理解してなければ考察はおろか論述もままならない。これは明らかに「付け焼き刃」では歯が立たないと思われる。(今年は自分のような「付け焼き刃」受験生が篩にかけられたようにも感じる。)
⑥2025のような新型傾向への対策
・圧倒的演習量の確保(現役での失敗から)
予備校教材の周回はもちろん、重問等の参考書の周回もしたいところである。。(河合はテキストで十分とは言うが)
・化学の新研究
新型問題はもはやこれを細部まで極めろと言っているようなものだろうか。。
実際後期対策の休憩がてらやっていた化学の勉強において、新研究に記載されている(教科書には奇しくも載っていないものが多い)理屈が今年の東大の問題に出ていたりしている。極める価値は大いにある。(し一般教養としても役立つ?)
⑦今後の展望
使用参考書
重要問題集化学
予備校教材
化学の新研究(予備校の授業、予復習で併用)
前期は量重視で基礎解法を体に染み込ませる。それと併用して新研究で理屈の理解を進める。(人に説明できるよう、となるように日を開けて論述してみたり、なんなら迷惑でなければ大学生の友達に説明してもいいのかもしれない)
後期はアウトプット優先かつ苦手意識の分野撲滅がメインとなる(模試により判断か?)
従来型、新型両方が問われても対応できるような土台作りをされたい。
(D) 浪人計画(前項と重複内容あり)
(A)要約再掲
分析力や情熱は許容できる
演習量、演習姿勢、基礎・基本解法の欠如、それに伴う経験値のなさから点が伸び悩んだ
「授業後の復習姿勢(やりっぱなし状態からの脱却)」「基本解法の応用力」(重問等で養わ
れるであろう力)が今後の課題
(B)要約再掲
・「予習→授業→復習」サイクルが確立せず消化、吸収できていなかった
・「成績を上げる勉強」より「やるべきことをやり終える勉強」となってしまっていた
・「やらなきゃならない」使命感から優先順位を見誤った
・やるべき期間にやるべきことを結局できずに直前を迎えた
(もちろん懺悔ばかりではなく、いい面もある)
・科目間、特に科目内優先度は見誤ることなく模試毎に更新し、苦手と得意は把握していた
・直前期、科目内優先度に加えて出題傾向を予測し、特に注力すべきところに焦点を当てて対策した(傾向と対策)
・直前期やらかしに気づいても焦らなかった
(C)各科目反省と展望要約
国語
・古文漢文の対策開始が遅く、漢文が間に合わなかった。
→古漢を講義から枝葉を広げるように基礎の下地を作る。現代文は現状維持。
数学
・苦手分野を撲滅しきれなかった、計算符号ミスの多発、経験値の不足が否めない
→前期は難問攻略より、標準的難易度のレベルを完璧にし、発想の経験値や考えに至る
までのプロセスを理解蓄積する、加えて苦手分野の撲滅を図り下限値を限りなく上のレベルまで持っていく。後期にかけて難問にも触れて上限値を上げる。
英語
・毎日触れなかった。(量がかなり少ない)単語文法が疎かなまま長文に突っ込む。「やりっぱなし」の授業の受け方が続いてしまった。
→3 月 4 月において単語を「反復」演習、共テレベルでもいいので毎日長文に触れる、聞く、音読する、その日の授業はその日に復習、日をあけて 2 回目 3 回目と反復(内容を覚えるよりプロセスを確認、理解)
物理
・基礎構築でサボり、理論重視で問題演習を怠ったために圧倒的に経験値不足
・「基礎→応用」の橋渡し参考書をやらずに本番
→前期で「常識化」、後期で「基礎→応用」の橋渡し強化、経験値を積む、その際人に説明できるくらい当たり前にすることを意識しながら3 月は「良問の風」を周回、解法忘れに対応
化学
・付け焼き刃的対策で現象の理屈部分を軽視し丸暗記状態に陥ってしまっていた。新型傾向への対応も課題
→人に説明できるよう新研究によって理屈を根本から理解する。同時に予備校教材を用
いて演習量を確保する。(適宜重問も使用)
全教科共通
「やりっぱなし」「受けっぱなし」にはならない。
→習ったことはその日中に復習、反芻してから帰る、その週中に反復してもう一度行う、さらに週をあけて、、、というように徹底して反復復習を行う。(そのため授業予習は土日のうちに次週のほとんどを終了させる必要があるが)
浪人の心構え
初心に戻って基礎基本を徹底して習得する
冷笑せず、卑屈にならず、その場の感情に流されず、当たり前のことを粛々とやりきる
その日やると決めた内容は、自分のキャパを考慮した上で決めてやり切る
◎圧倒的な演習量、反復演習で吸収し切れるものを吸収し切る、現役時代に積みきれな
かった経験値を積む。
終わりに
以上が現役時代(2025年入試)、1度東大に敗れた者の受験総括になります。
今回公開に至った経緯としては、冒頭の通り、どこかの誰かにこの記事が役に立つかもしれないから、そして、「落ちた原因」「こうしてしまうとダメなのか」という反面教師的側面が強いと考えられたからです。
ほんの少しでもお役に立てば私としては嬉しい限りです。
再度注意になりますが、
この記事は2025年入試の後、東京大学不合格が確定した後2025年3月に制作した総括文書を、2026年4月5月に引っ張り出してきて編集・掲載したものです。断じて2026年入試の総括記事ではありません。この点について再三注意申し上げます。(しつこい。。。)
最初から読んでくれた方、本当にご愛読ありがとうございました!m(_ _)m
要約だけの方も、一部だけの方も、ご愛読ありがとうございました!(´▽`)
浪人期受験総括に関しては、次の投稿にて紹介いたしますのでしばらくお待ちくださいませ。
P.S.
15450字て怖えな……


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