浦和商定時制関係者らが設立のフリースクール、記録映画上映の催し

杉原里美
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 廃校になった埼玉県立浦和商業高校定時制の関係者らが設立したフリースクール「スコーレ・ムーンライト」(桶川市)が16日、桶川市若宮1丁目の「響の森 桶川市民ホール」で、定時制高校の日常を記録した映画を上映し、不登校の相談に応じるイベントを開く。同校の部活動から生まれた「太鼓集団響」によるコンサートもある。

 スコーレ・ムーンライトや太鼓集団響を運営する一般社団法人「Moonlight Project」は、2008年に廃校になった浦和商業定時制の元体育教諭、平野和弘氏が代表理事を務める。23年に鴻巣市で開校したフリースクールは別組織になり、現在は、桶川市の「HIBIKI CAFE」で火~土曜日の午前11時~午後5時に開校している。生徒たちは週1回、本庄市にある太鼓集団響のスタジオで太鼓をたたく活動もしている。

 太鼓集団響は、平野氏が体育の授業で導入した太鼓が部活動になり、その卒業生らが結成した。映画「月あかりの下で―ある定時制高校の記憶―」は、太田直子監督が、生徒たちの成長を記録したテレビ番組を再編集している。

 16日は「子どもの居場所KAPONO」(桶川市)を含めた不登校の相談会が午後1時から。午後2時から同映画を上映し、太田監督や浦和商業定時制の卒業生らによるトークセッションがある。太鼓集団響のコンサートは、イベント終了後の午後6時半に開演する。

 04年に浦和商業定時制を卒業したパートナースタッフの飯島裕美さん(40)によると、同校は不登校傾向のある生徒の受け皿にもなっていて、自由な校風だったという。自身も小中学校で不登校だった飯島さんは、「ゴールデンウィークが終わる頃に不登校が増える。学校以外の居場所を求めている子どもや保護者も多い。ぜひ、相談に来てほしい」と話す。

 映画上映を含むイベントの入場料は一般1千円。コンサートは前売り一般2500円、イベントとのセット券は3千円、当日券はプラス500円。小中高校生はどちらも無料。問い合わせは、スコーレ・ムーンライト(048・775・7667)。

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この記事を書いた人
杉原里美
さいたま総局|県政・教育担当
専門・関心分野
家族政策、司法のジェンダー、少子社会、教育

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