ここでのGPとは香港のProdict of Gold Peak Group社です。同じ香港のGoldenPower社ではありません。

国内メーカーが多く採用しているGP製と思われる9V乾電池についてです。
複雑になってしまうので併記しておりませんが、これらのブランド違いの乾電池が全てGP社の同じグレードやラインナップから供給されているとは限りません。
これらの乾電池がGP社製ということのソースは某国内電池メーカーによるものですが、著作権や利用規約があるので公開できません。
 

●アルカリ乾電池 6LF22


GP OEM 6LF22
 
これらの9Vアルカリ乾電池はGP製と思われる6LF22に該当する商品です。一応右下のGP Superが製造元と思われるGold Peak group社の商品ですが、この個体は新デザインなので旧デザインと比べると高性能化しているかもしれません。
国内向けの主力商品だけでもかなりの数のメーカーがアルカリ6LF22を採用していることが分かります。それだけ信頼性があるのでしょうか。 
 
アメリカのデュラセルなどの9Vアルカリ乾電池がパワー重視ならば、これらの6LF22系は長持ち重視な気がします。


■端子、端子周辺
 
 
GP 6LF22 part.2

 
 
6LF22はマイナス極が六角形、端子部が黒いザラザラしたプラスチックという特長があります。
マイナス端子については2000年代前半までの6LF22は昔の国内向け9V形電池がよく採用していた花びら形と同じ形だったので、
古い個体に付いてはマイナス極は六角形ではありませんが、端子側がザラザラプラスチックというのは同じです。 
 
この3つの6LF22は値段が同じ程度で、どれもメーカーとしては最上級のラインナップなので低くないグレードが供給されていると思うのですがよく分かりません。
 


■原産国→マレーシア
 
GP 6LF22 part.3

 
 
6LF22の製造元はマレーシアに9Vアルカリ乾電池の工場を持っているのか、これらのタイプのアルカリ乾電池はほとんどがマレーシア製となっています。
例えば日立コンシューマー・マーケティングのアルカリ乾電池であるビッグパワーシリーズが単1形から単4形までは日本製なのに9V形だけはマレーシア製というのは
円筒形を供給しているFDKや日立マクセルからではなくマレーシアからの供給を受けているためと思われます。FDKも日立マクセルも9V形を製造していないみたいなので
どちらも他社製造を採用しているみたいですがFDKはパナソニックを採用しているのに対し、日立マクセルは画像にもある通りマレーシア製を採用しています。
 
ネオテクノスの6LF22は108円、ザ ダイソーの6LF22は1個150円、GP SUPERはショップによりますが大抵は100円代なので大手電池メーカーの6LF22と比較すると中身が異なっている可能性も考えられます。東芝のアルカリ1はOEM専用で価格も不明ですがIMPULSEと同じ値段で売られているので低くないグレードと思われます。
 


形式:6LF22
 
GP 6LF22 part.4

 
 

6LF22を採用しているメーカーの9Vアルカリ乾電池は製造元が6LF22タイプだからなのか揃って6LF22タイプとなっていることが分かります。形式の後にメーカー独自のシリーズ型番は付いていますが、どれも6LF22/9Vと表記されていることが分かります。
この6LF22は単6やAAAA電池と呼ばれるLR61を6つ直列に繋いだ形状ではなく、従来のマンガン乾電池の9V形のように積層用のアルカリ乾電池を6つケースに積層された形状となっています。この積層電池用セルがLF22となるようです。
 


GP 6LF22 part.5
 
 
6LF22の特徴として底面がザラザラの黒いプラスチック、それに刻印された使用推奨期限というものがあります。この端子側と底面の黒いザラザラプラスチックと6LF22という形式ということでもう分かる感じです。
なぜかTOSHIBAブランドの6LF22は他メーカーや製造元と思われるGPブランドの物と異なって使用推奨期限がレーザーっぽい印字ですが、何かあるのでしょうか。
ちなみにパナソニックタイプの6LR61の底面は金属板にレーザーで印字というものでほかのマレーシア製とは全く違います。 
 
GPブランドの6LF22の使用推奨期限は結構長くなっていますが、国内大手電池メーカーの場合は揃って2年になっています。いくら使用推奨期限内といってもやはり新鮮な方が本来の性能を発揮できる模様。単3形アルカリ乾電池などと比べて006Pにはそんなにパワーを求められる環境は多くありませんが、それでも一部用途ではパワーが欲しかったり、火災報知器などでは交換が面倒だったりするので新鮮な物を購入したいところです。
 

 


■見た目・形状
 
GPの6LF22はパナソニック製やデュラセル製の6LR61などと比べると丸っこい形状をしていて、ほんの少しだけ太目なことが特長です。触って比べたりするとパナソニック製とGP製と区別は結構簡単にできるかと思います。しかし、ほとんどの9V乾電池は形状の分かりやすいシュリンクパックではなくブリスターパックに入れられて販売されているので未購入で未開封の場合はいまいち分からないかもしれません。
 
 


●マンガン乾電池 6F22
 
GP 6F22 part.1

9V形のアルカリ乾電池が製造できないならば当然マンガン乾電池も製造できないことになるみたいでアルカリでGP製を採用している大抵の有名メーカーは同じくGP製のマンガン9V乾電池を採用しているみたいです。ただし、画像にあるFUJITSU 6F22(UC)はGP製とパナソニック製の混在であり、GP製が徐々に見かけなくなっている状態なので必ずしもGP製ではありません。
マンガン乾電池もメーカーブランドによって中身が異なっている可能性が高いと思われますが、どのブランドにどのグレードが供給されているかは分かりません。
 


■特徴・外見等


 
GP 6F22 part.2

GP製のマンガン9V乾電池は同社の6F22と比べて他社にない特徴というのは少ないですが、それでも容易に端子側を見る事で判別できるかもしれません。
 
 アルカリ乾電池の6LF22の黒いザラザラプラスチックと比べると少しザラザラの粗が大きいザラザラプラスチックがマンガン乾電池の端子側にも付いています。このザラザラプラスチックが最大の特徴であり、他社製造な電池では全く同じプラスチックの採用は無いみたいです。また、アルカリ乾電池と同じくマイナス極は六角形の形状をしています。
他にはやはりパナソニック製のマンガン9V形と比べると丸っこくて少し太目な形状なのが特徴でしょうか。
 
 
GP 6F22 part.3

また、アルカリ乾電池6LF22はマレーシア製となっていましたが、マンガン乾電池の場合はMADE IN CHINAと中国製となっています。というよりほとんどのマンガン9V形は中国製だと思いますが、稀にGP製ではないと思われる海外ブランドで台湾製などがあったりするのですべてのが6F22が中国製というわけではなさそうです。
この缶の継ぎ目も丸っこい形状故に結構独特な雰囲気です。デザインや配置は特に決まっている訳では無いので社名などの表記位置は各社バラバラです。
 
 
GP 6F22 part.4 
 
GP製のマンガン乾電池9V形の底面は年代によって黒色になったり、使用推奨期限の数字サイズが大きくなったりと変化するのでよく分かりません。現在の個体の場合は細めの数字が使われているので同年代の電池ならば比較できそうです。
こうやって見てもブランドは違っても底面は同じことが分かります。
 

 


gp part.6 
 
参考:パナソニック製と思われる9V形乾電池
    
やはり全体的に細身でマイナス極は樹脂リング付き、アルカリは6LR61でタイ製となっています。(三洋のは古いので日本製)


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