「遺族に直接謝罪を」小池氏、辺野古転覆船団体に 共産と船長の関係は「隠すつもりない」

記者会見する共産党の小池晃書記局長=5月18日午後、国会内(奥原慎平撮影)

共産党の小池晃書記局長は18日の記者会見で、沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し、平和学習中だった同志社国際高の女子生徒ら2人が死亡した事故を巡り、転覆した船を運航していた「ヘリ基地反対協議会」に対して「一刻も早く、ご遺族に対して直接の謝罪ができるよう、実現する方向で進めてほしい。私もそのために尽力したい」と語った。

田村委員長も前日、那覇で陳謝

事故は2カ月以上前の3月16日に発生した。遺族側は反対協議会から直接の謝罪を受けていないとしている。反対協議会を構成する団体には共産党の沖縄北部地区委員会も含まれており、共産の田村智子委員長は那覇市内で17日に開かれた演説会で「心からおわび申し上げる」と陳謝。遺族への直接謝罪をしていない反対協議会について「適切さを欠いている。二重におわびしなければならない」と記者団に語った。

亡くなった女子生徒を乗せていた平和丸の男性船長は共産党の公認で沖縄の地方選に出馬した経緯が産経新聞の現地取材で確認されている。この事実について、共産側から会見などでの発信はない。

「別に隠すつもりはない」

小池氏は18日の会見で、「別に隠すつもりはないが、個人名は海上保安庁なども名前を出していない。表に出てくれば、その時に対応する」と語った。

「われわれ、船長さんを含めて一番やらなければならないことは、捜査に全面的に協力して真相の解明のために力を尽くすことだ」と強調した。

また、共産の赤嶺政賢前衆院議員は17日の那覇市での演説会で冒頭、転覆事故について「インターネットや右派系のメディア・月刊誌では、ありもしないさまざまな攻撃が拡散され、見過ごすことはできない状況になっている」などと語っている。

赤嶺氏がいう「ありもしないさまざまな攻撃」の具体例について、小池氏は「ちょっと分からない」と述べた。(奥原慎平)

辺野古転覆、共産党・田村委員長がおわび 那覇市の演説会で

Google検索で「産経ニュース」を優先表示。ワンクリックで簡単登録

会員限定記事

会員サービス詳細