反戦平和と過重な基地負担の解消を訴える「第49回5・15平和行進」(主催・同実行委員会)が16日午前9時、スタートした。沖縄が日本に復帰して54年となる今年は、読谷村陸上競技場から出発する嘉手納基地コース(12・2キロ)と、宜野湾市の嘉数高台公園を起点とする普天間基地コース(11・7キロ)を行進する。いずれも北谷町のAgreドーム北谷を目指す。
嘉数高台公園で行われた普天間基地コースの出発式では実行委共同代表の伊波洋一参院議員があいさつ。「基地が戦後81年、復帰後54年もいまだに残っていることを見ていただきたい。共に頑張りましょう」など全国から集まった参加者に呼び掛けた。
ゴール地点のAgreドーム北谷では午後3時半から「復帰54年 5・15平和とくらしを守る県民大会」が開催される。
平和行進は1978年に始まった。復帰で願った「基地のない島」は実現せず、それ以降も米軍関係者による事件・事故は後を絶たない。沖縄の本土復帰の意味を問い直し、平和を訴えるものとして毎年5月15日前後に実施されている。