【首都大学野球】進路をプロ一本に絞る日体大・生盛亜勇太が復調した理由
自己啓発本を熟読
今春は東海大1回戦で自己最速タイの153キロをマーク。先発として起用された筑波大2回戦では7回1失点の好投でリーグ初勝利を挙げた。 「7回に(二死二塁のピンチでフルカウントから)ずっと練習してきたインコースの真っすぐで見逃し三振をとることができ、自分の良さを出すことができました」 その後、調子を崩してリリーフに回ったが「自己啓発本を読むのが好きなんですが、ソフトバンクのメンタルトレーナーの方が書かれた本を読んで、欲を出さないことやピンチの場面でも集中することで自分を平常心に戻すことを心掛けるようになりました」。帝京大3回戦では5回からの5イニングを無失点に抑えて、今季2勝目。この日の武蔵大2回戦でも「最後のアウトをとるまで気を緩めず投げました」と集中力を欠くことなく、付け入る隙を与えなかった。 リーグ優勝を果たし、全日本大学選手権へと駒を進めた日体大。生盛は「2年の明治神宮大会では1イニングしか投げていないので、もっと長いイニングを投げたい。自分のストレートがどこまで通用するか試してみたいです」と話す。進路はプロ一本に絞っており、全国の舞台は絶好のアピールの場。生盛のピッチングに注目だ。 取材・文=大平明
週刊ベースボール