海外給与と生活費のリアル 〜アメリカ暮らしの裏側〜
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皆さまこんにちは。maiです。
本日もご覧くださいましてありがとうございます。
アメリカで暮らし始めて半年。「海外赴任っていいな〜」「お給料たくさんもらえるんでしょ?」なんて言われることがあります。
でも実際にはそんな夢のある話ではありません。もちろん貴重な経験ですしありがたいサポートもある。でも生活面では色々と工夫が必要な毎日です。
と、いうことで今回は「海外給与ってどうやって決まっているの?」「実際の生活ってどうなの?」という話を綴ってみようと思います。海外人事担当の知識、ちょいとひけらかします。
つい最近、日本に一時帰国して物価や生計費の違いをひしひしと感じてきましたので少々熱量高めかもですがご了承ください。
今日もどこかのどなたかにお役に立つことを願ってスタートです👍
そもそもの海外給与の考え方って?
「海外赴任=高給」というイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、実際の海外給与は単に増えるというものではないということを是非知っていただきたく思います。基本となる考え方は次の通り。
「日本と同等の生活水準を海外でも維持できるようにする」
もう、これに尽きます。(ただし、あくまでも「同等」。決して「同じ」ではないので要注意!日本と全く同じ生活をしていたら家計は破綻します…)
つまり、もともとの日本での給与水準をベースに、物価や為替などを反映した「生計費指数(Cost of Living Index)」を使って調整されるだけ。この生計費指数、民間のデータ会社が実際に現地のスーパーや商店で価格を調査して作成しているもので、多くの企業はこのデータを定期的に購入して都市毎(当該都市データが無い場合には最寄都市)に給与補正をかけます。ただし、データにはどうしてもタイムラグがあり、実態に追いつかないケースがあるのも事実です。
また、海外駐在員は「いずれ本国に戻る」という前提があるため、あくまで日本の給与体系を軸にした補正という位置付けになります。現地採用の方とは立場も制度も異なり、片足を日本に残した形での給与設計となるということです。つまるところ、日本の給料が増えなければ海外給与は増えないということで。
もちろんサポートもあります
一方で、駐在員とその家族に対しては会社側からのサポートがあるのが一般的です。例えば、
家賃補助(または全額負担)
教育費や医療費の補填
税金や保険料のサポート
危険地域や生活環境が大きく異なる地域では「ハードシップ手当」
などなど。もちろん会社や赴任エリアによって制度は様々ですが、「会社の命令で来ている以上、生活基盤に支障が出ないように」という配慮があります。我が家もこのサポートには本当に感謝しています。特に家賃や税金については金額が大きいので本当にありがたい。なお、税金は日本のような源泉徴収ではないので連邦税や州税など、我が家は確定申告も含めて一旦は自己負担となっています。
とはいえ、補助があるからといって決して贅沢な生活ができるわけではありません。やりくりや節約は日々の課題です。
実際の生活費と我が家の工夫
物価が高い高いといわれるアメリカですが、日本のような全国一律のsales tax(消費税)は存在せず、州・郡・市ごとに税率が異なります。中でもカリフォルニア州は特に税率が高い地域のひとつ。そのうえ我が家が住む都市は州内でもかなり高めです。
食料品には課税されませんが日用品と外食が課税対象。そのため、私たちは日用品を税率の低い近隣都市の店舗で購入したりと、ささやかな工夫を積み重ねています。
他にも我が家の節約術はこんな感じです。
ガソリンはCostcoで安さを追求
食料品は主にTrader Joe'sで購入、少量で良質な物をリーズナブルに入手
Targetで日用品を買う時は必ずクーポンアプリをチェック
日用品はまずMarshallsやTJ Maxxなどディスカウントショップをチェック
原則自炊、スタバは渡米後一度も行ってません…
Uber利用予定がある時は事前にUberカードを購入してコスト削減
同じく在米の学生時代の友人も「スタバなんて1年で2回しか行ってないわ」とのこと。(ちなみに我が家の近所のスタバ、どこも閑散としています)YouTubeなどで「よくカフェで動画編集してます〜」と話す海外在住者の方もいますが、我が家にはなかなか真似できません…!
ダブルインカムからワンオペ収入へ
我が家もそうなのですが、海外赴任をきっかけにダブルインカム(二馬力)から一馬力の世帯になるご家庭は少なくないかと。
年間で数百万円規模の収入がなくなり、子育て家庭ではさらに支出が増える一方、収入は減るという厳しい状況になるという所もあるのではないでしょうか?
一時的とはいえ仕事を手放すことで、キャリアの中断に対する不安も大きくのしかかってきます。
「海外赴任すると家🏠が建つ」なんて昔の話。昔過ぎる話。
現実はもっとシビアで、皆さんそれぞれの場所で頑張っていると思います。
実はこんな落とし穴も…海外にいると税金が高くなる!?
意外と知られていませんが、海外に住んでいても日本からの収入があると日本の税金が課されることがあります。
たとえば、駐在中でも副業やフリーランスで日本の企業から報酬を得ている場合、「非居住者」として所得税20.42%(復興特別所得税込み)の源泉徴収が発生します。これは日本在住時よりも高い税率になるケースも多く「えっ、こんなに引かれるの!?」と驚く方もいるかもしれません。
国を跨ぐ働き方が増える中、こうした見え難いコストにも注意が必要です。
日本を離れることで、いかに日本に守られていたのかが分かります。
海外生活というとキラキラしたイメージもあるかもしれません。でも実際には、物価・為替・税制度の違いと向き合いながら、その国の生活ステージに自分たちを合わせていく努力が必要です。
アメリカの平均年収:約94,000ドル(約1,400万円)
日本の平均年収:約440万円
MLB(メジャーリーグ)の最低年俸:約82万ドル(約1.2億円)
日本のプロ野球(NPB)の最低年俸:約500万円
…などなど、そもそも違うステージで暮らしているということを頭の片隅に置いておきたいところです。
余談ですが、我が社の帰任者の方で帰任早々「日本ってこんなに給料低かったんでしたっけ?」と言って来られた方が居ました。様々なサポートしつつもそういうギャップに陥らないように、と片足日本に突っ込み状態にしていたはずなのに。海外人事としてはこれは失敗パターンだったのかしら?と頭を悩ませるばかりです。
📷Today’s Photo📷
先日日本に一時帰国したさいの一コマ。立ち寄った無印良品にて、ぽち菓子が並ぶ一角に長らく居座ってしまいました。1個120円、3個で300円って2ドルじゃん!?と言わずもがな脳内換算しつつ。美味しい物が安いことがいかに幸せなのかを痛感した2週間でした。やっぱり日本って凄いです。
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コメント
3節約術にうんうんと頷きながら読ませていただきました。MarshallsやTJ Maxxにはあまりいいった経験がないのですが、日用品でも日用品でもどういった部類の物を購入されることが多いですか??過去に行って、商品の多さに圧倒されて何も買わずに帰ってしまいました。。。
むんちゃん@アメリカでニートさん
コメントありがとうございます!Marshalls やTJ Maxxではキッチン、洗面、旅行用品を購入しました。例えばティファールのフライパンとかネックピローとか。定価がある程度の物を安く買いたい時に利用します。今後はシャンプーや化粧品(日本製が紛れているので)もアリかなと画策中です。あと、Burlingtonで衣料品を買ったこともあります。
仰る通り、商品量ハンパないですよね。私は宝探しをしに行っている感じなので戦利品が無くても妙な満足感で帰ってきています。
お互いに色々と工夫して、少しでも快適なベイエリア生活を手に入れたいですね。
コメントにタイポが多く失礼いたしました。読みづらくすみません!返信ありがとうございます!参考になります。今度お宝探しに行ってみます!!