塾の教え子の英検で自身が替え玉受検、近大入試に利用し合格させた疑い…2人の顔の「加工写真」作成
塾の教え子になりすまして実用英語技能検定(英検)を替え玉受検し、教え子の近畿大学(大阪府東大阪市)の推薦入試に利用して合格させたとして、大阪府警は18日、元塾講師の男(35)を私電磁的記録不正作出・同供用と偽計業務妨害の両容疑で逮捕した。男は近大入試の受験票用に自身と教え子の顔の特徴を組み合わせた加工写真を作り、教え子に使わせたという。 【写真】英検のレベルはどれくらい?
捜査関係者によると、男は昨秋頃、勤務していた個別指導塾に通う男子受験生(18)の名前で英検2級に出願し、合格。その成績を男子受験生に近大の推薦入試で利用させて合格させ、近大の入試を妨害した疑い。
男らが利用したのは、近大の入試で採用されている外部の試験結果を利用する制度。「外国語」では、英検やTOEICなどの民間試験の得点を申請すれば、入試の得点と比べて高い方が採用される。
男は英検では自身の顔写真を使い、男子受験生の名前で出願して受検していた。一方、近大入試では、英検の顔写真との違いに気づかれないようにするため、男と男子受験生の特徴を組み合わせた加工写真を作って出願したという。
府警は男子受験生についても、両容疑で任意で事情を聞いている。