日本ラカン協会の問題は、私が受けた査読コメントだけではありません。以前、同協会の大会において松本卓也氏の指導下にあったある院生(当時M2)が、本人が発表の意思を示していなかったにもかかわらず、その院生の投稿論文を気に入らなかった京都大学の立木康介氏によって、半ば強制的に発表させられるという事件がありました。
私はその場に居合わせ、質疑応答において立木氏らによる怒気と追及が明らかに学問的批判の範囲を超えるハラスメントであったこと、そして当該院生が目に涙を浮かべるまでに至った異様な光景を、直接目撃しています。
また当時、立木氏と当該院生のやり取りが記載されたメールを確認する機会があり、苛烈な内容で、強い違和感を覚えました。
私はこの件を看過すべきではないと考え、佐藤朋子氏ならびに私の指導教員である山田広昭氏に対して、直接メールで「問題ではないか」と訴えました。当時の私の送信記録は現在も保存しています。
これら日本ラカン協会における問題は、単発の事故ではなく、組織の上位に位置する者が若手研究者の心理的境界を恒常的に無視する、構造的な問題を示していると考えます。