長期金利が一時2・800%に上昇…財政悪化への懸念、日銀の利上げ巡る観測が押し上げ
週明け18日の東京債券市場で、長期金利の代表的な指標となる新発10年物国債の流通利回りは一時、前週末終値に比べて0・100%高い2・800%に上昇(債券価格は下落)した。1996年10月以来、約29年半ぶりの高水準となった。 【写真】国債、誰が一番保有してる?
米国とイランの戦闘終結に向けた協議の行方が見通せず、原油価格が高止まりしている。市場では、物価上昇(インフレ)の加速が意識され、国債が売られている。
原油高を受けて政府が2026年度補正予算案を編成する検討に入ったと報じられ、財政悪化に対する懸念が高まったことや、日銀が利上げに踏み切りやすくなったとの観測も長期金利を押し上げている。
前週末には米欧の長期金利も軒並み上昇しており、世界的に金利が上昇基調となっている。