ハマスの襲撃を受けて亡くなったシャニさん(SNSより)
この生存者は、恐ろしい悲鳴を耳にしたという。
「『彼女の悲鳴からして、おそらく怪我をしていたのだろう……。その悲鳴は、どこでも聞いたことがないようなものだった。沈黙と悲鳴の間、苦痛と死にたいという気持ちの間にあるようなものだった』と回想しています。
また、被害女性はひとりの男の相手をさせられた後、『次の人へ』と命じられて、最後は銃で撃たれたそうです」
調査結果が発表されたのと同時期の5月11日、イスラエル国会は、ハマスの戦闘員たちを裁く特別軍事法廷を設置する法案を可決した。数百人の戦闘員がイスラエルの拘束下にあるとみられ、死刑が言い渡される可能性もあるようだ。
一方で、アメリカが主導するガザの暫定統治機関「平和評議会」のニコライ・ムラデノフ上級代表が“ハマスが武装解除に応じるなら、政党としての活動を認める余地がある”との認識を示したとの報道もある。前出のジャーナリストが語る。
「イスラエル側も民間人を巻き込んだ空爆で大量の死者を出し、国際社会から厳しく批判されています。どちらか一方だけを悪と断定できないからこそ、この問題は難しい。ひとつひとつの情報を冷静に吟味した上で、我々にできることを考えないといけません」
1日も早く平和が訪れてほしい。