【ボーイズ】2年生で編成の「旭川大雪B」が9連覇中の「旭川大雪」を破り優勝 過去4度の”AB対決”もBチーム勝利は大会史上初
◆ゼット旗争奪 第35回春季北海道大会▽決勝 旭川大雪ボーイズB13―12旭川大雪ボーイズ(10日・三笠市営球場) 【写真】立大のマネジャーだったサンデー晋吾の美人娘 卒業後は“日本ハム”入団 準決勝、決勝が行われ、2年生で編成された旭川大雪ボーイズBが9連覇中だった旭川大雪ボーイズを下し優勝を飾った。過去に“AB対決”は4度あったが、Bチームが勝ったのは大会史上初。相手守備の乱れにも乗じて5回に一挙11点を奪うと、意地の反撃を見せたAチームの猛攻をしのぎきり、頂点に立った。 打球が右翼に上がると、球場は異様などよめきに包まれた。1点差に迫った7回、2死満塁。旭川大雪の主軸・神元朔(さくる、3年)が右飛に倒れると、Bチームのナインに笑顔がはじけた。何度も行っている紅白戦でも1度も勝てなかった3年生チームを、2年生で構成したBチームが撃破。9連覇中だった旭川大雪の10連覇を阻んだのは、まさかのBチームだった。 勝負を分けたのは5回の攻防だった。同点で迎えた5回、先攻のAチームに一挙5点を奪われたが、Bチームはあきらめなかった。その裏、4安打に7四死球、敵失も絡んで一挙11点。逆転の走者一掃左中間二塁打を放った馬道偉丸捕手(2年)は「甘い球が来たらいこうと思っていた」。先発で5回途中まで力投した鶴羽連斗投手(2年)は「先輩方は強打者が多いので、コースだけ間違えないようにピッチングしました」と胸を張った。 西大條(にしおおえだ)敏志監督(59)は、3年生に疲労があったことを明かしながらも「よかったんじゃないですか、3年生には。一番嫌なBに負けて。効くと思います。ここからは本人たちが本気にならない限り、どうしようもない。いいきっかけの日にできれば」と奮起に期待した。力を示した2年生も含め、ここからは総力で全国の舞台を目指していく。(山口 泰史)
報知新聞社