【ナフサ・ショック】従業員「週休4日」を決断した塗装会社の“根深い苦悩”「塗料を希釈するシンナーは半分も買えない」「先行きの見えない体力勝負が始まった」
「消防法の関係で保管できる量に制限があるというのは、買いだめができないということです。こんな状況でも事前に備えることもできませんでした。私の会社では普段はシンナーを月に180缶ほど仕入れていますが、それが最近は半分程度になっている。半分でも入手できているのはマシな方かもしれなくて、もともと1缶とかしか使っていない個人商店は購入自体できていないようです。 規模の小さなところから次々に倒産なんてことが、もう始まっているのかもしれません」 こういった状況から、Iさんの会社では5月以降、週の稼働日を平日3日だけにするという苦渋の決断をした。 「少しでも光熱費などの経費を削減するためです。社員の給料は100パーセント保証しているので、先行きの見えない体力勝負が始まってしまいました。コロナの時も大変でしたが、あの頃がかわいいくらいです」 今回は、政府に製造業の実態をしっかりと見てほしいとの思いから取材に応じたという。 「コロナの時もかなり大変でしたが、様々な補助があって立ち直ることができました。今回の影響はそれ以上なので、政府にはしっかりと現実を見た上で、経済を回す施策をとってほしい」 ナフサの供給量が足りているならなぜ、Iさんの会社に届くシンナーや硬化剤が半減しているのか。早急な対策が必要だろう。
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