米カリフォルニア州の市長が中国工作員の疑い サイトで親中プロパガンダ
アメリカ司法省は、カリフォルニア州アルカディア市のアイリーン・ワン市長(58)が中国のスパイとして活動した疑いで訴追されたと発表しました。 画像】約30年前に中国から移住 今年2月に市長に就任した容疑者
指示受け“親中記事”投稿か
カメラに向かって笑顔を浮かべる女。アメリカ・カリフォルニア州アルカディア市の市長だった、アイリーン・ワン容疑者です。 ジョン・A・アイゼンバーグ国家安全保障担当司法次官補 「中国政府当局者から指示を受け、実行していた人物が公職に就いていることは、極めて憂慮すべき事態です。そうした外国政府との関係がこれまで一切公表されていなかったことは、なおさら深刻です」(アメリカ司法省によると) ロサンゼルスの北東およそ21キロに位置するアルカディア市。人口およそ5万3000人の多くをアジア系住民が占め、特に中国系住民が集中しています。 アメリカメディアによると、ワン容疑者はおよそ30年前に中国から移住し、今年2月に市長に就任しました。 アメリカ司法省によると、ワン容疑者は2020年から22年の間、中国系住民向けのウェブサイトを運営。そのサイトに親中国的なコンテンツを掲載するよう中国政府当局者から指示を受け、新疆ウイグル自治区でのジェノサイドや強制労働を否定する記事を投稿するなどした疑いが持たれています。 ワン容疑者が投稿した記事 「新疆でジェノサイドは起きていない。綿花生産を含むいかなる生産活動においても、強制労働などというものは存在しない。こうした噂を流布することは、中国の名誉を傷つけ、新疆の安全と安定を破壊し、地域経済を弱体化させ、中国の発展を阻害するものである」
最長10年の拘禁刑の可能性
ワン容疑者は司法取引に応じて工作員として活動していたことを認めていて、最長10年の拘禁刑を科される可能性があるということです。 ワン容疑者の担当弁護士 「彼女は私生活における過ちについて謝罪し、深く反省しています」(CNNによると) (2026年5月13日放送分より)
テレビ朝日