佐藤輝、村上、中野、石井と同期入団…ブレーク予感の「佐藤輝が一目置く逸材」は
「走攻守でもっとできる」
昨年は3年ぶりに一軍出場を果たし、5月13日のDeNA戦(新潟)で9回2死から同点のプロ初アーチを放った。内外野を守れることで重宝されて自己最多の67試合に出場。打率.231、2本塁打、7打点をマークしたが、高寺自身に満足感はなかった。 「1年間、ほぼ一軍にいられたんですけど、成績で見たら悔しいというか、来年は頑張らなきゃいけないなと思いました。いいことも悪いこともあったので、経験という意味では本当に良かったです。でも、数字を見たら走攻守でもっとできるなと思いました。六番とかを打たせてもらうことが多かったんですけど、得点圏であまり打てなかった。得点圏でしっかり仕事ができる打者になりたいです」 高寺はドラフト7位で入団したが、同期入団は1位・佐藤輝、2位・伊藤将司、5位・村上頌樹、6位・中野、8位・石井大智と豪華な顔ぶれで阪神の歴史に残る豊作のドラフトと言われている。育成ドラフト1位で入団した岩田将貴(現DeNA)を含めて9人のうち、高卒で入団した唯一の選手が高寺だった。非凡な打撃センスは高卒1年目から話題になり、ワンバウンドしそうな球をすくいあげてヒットゾーンに飛ばすことも。その打撃技術は佐藤が一目置くほどだった。 定位置を勝ち取るためには、結果を残し続けるしかない。高寺はこのチャンスをつかめるか。 写真=BBM
週刊ベースボール