サツドラ、資格研修でなりすまし 「登録販売者」3年で21人分 札幌・倶知安
道内企業
ドラッグストア道内大手「サッポロドラッグストアー」(札幌)は11日、北海道内の2店舗で2023~25年度、一般用医薬品(市販薬)を販売できる「登録販売者」に年に1回義務付けられているオンライン研修を、店長ら複数の社員が本人になりすまして受講していたと明らかにした。少なくとも延べ21人分の研修でこうした不正が行われた。同社は「勤務内で受講時間を確保できなかったことが一因」と説明。報告を受けた北海道や札幌市は行政指導を検討している。
<ことば>登録販売者 薬事法改正で2009年に創設された資格。国は医師の処方箋なしで買える一般用医薬品(市販薬)を副作用のリスクで三つに分類。リスクが高い第1類は薬剤師しか販売できないが、比較的リスクの低い第2類、第3類は登録販売者も販売できるよう規制を緩和した。市販薬を使って重症化を防ぐなど、病院に行かずに健康を自己管理する「セルフメディケーション」の推進が狙い。都道府県が試験を実施し、北海道内では24年度に967人が合格(合格率62.3%)。国は22年度から年12時間以上の研修受講を義務付けた。研修ではリスク区分が変更された医薬品や副作用情報などを学ぶ。
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