学年間交流を意識した小中一貫校 香川・坂出市、優先交渉権者の提案

福家司
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 香川県坂出市が小中学校4校を統合して整備する新たな小中一貫校(再編新校)の優先交渉権者を決め、提案内容を発表した。都市景観に配慮し、特別教室を吹き抜けに配置して学年間の自然な交流が生まれるようにするという。

 東部、金山、西庄の3小学校と東部中学校を再編する新校は、同市室町1丁目の東部小と坂出中央幼稚園の跡地に建設予定。市はプロポーザル方式で設計施工を担う業者を公募し、合田工務店・サカケン・佐藤総合計画設計施工共同企業体(代表企業=合田工務店)が提案。審査の結果、優先交渉権者と決めた。

 提案によると、敷地面積は2万269平方メートル、校舎は3棟合わせて床面積1万2300平方メートル。

 教室棟は、ゆるやかなカーブを描いたベランダを設けて「波のテラス」と名付け、港町・坂出を象徴するデザイン。近くに建設予定の駅前拠点施設との調和や、近くにあるJR予讃線の騒音対策にも配慮した。

 図工室などの特別教室と図書室は「STEAM棟」として吹き抜け構造とし、開かれた学習・交流の場とする。提案価格は80億9930万円。

 市は6月定例市議会で同意を得て契約を締結する予定。2026年度は設計、27年6~12月には幼稚園などの解体、2028年1月から建設し、30年度の開校を目指す。開校時の小学生は389人、中学生は159人を見込んでいる。

 有福哲二市長は「まちとの一体感に配慮し、敷地の狭い中、デザインも工夫されている。大きな財源が必要だが、予定通り開校できるようがんばっていきたい」と話している。

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