自民、緊急事態条項で「ピン留め」連発 改憲論議に変化の兆しも

「緊急事態条項」のイメージなどについて討議が行われた衆院憲法審査会=国会内で2026年5月14日午前10時36分、平田明浩撮影
「緊急事態条項」のイメージなどについて討議が行われた衆院憲法審査会=国会内で2026年5月14日午前10時36分、平田明浩撮影

 14日の衆院憲法審査会では、国会議員の任期延長を含む緊急事態条項に関して具体的な条文につながるイメージ案が提示され、議論はこれまで「自由討議」を重ねてきたフェーズから大きく変わった。自民党はこの日の討議で多くの論点について「議論をピン留めできる」との発言を連発。論点が集約しつつあるとのアピールを繰り返した。野党第1党の中道改革連合は慎重な議論を求めた一方で、従来立憲民主党が慎重姿勢を見せていた議員任期の延長について限定的に容認する姿勢をにじませるなど、改憲論議は変化の兆しも見せている。

 「おおむねの理解が得られているのではないか。ピン留めしてもよいのではないかと思うわけだ」。自民の新藤義孝・与党筆頭幹事は討議で、衆院法制局が作成したイメージ案について、各党が認識を共有できる論点について「ピン留め」という言葉を5回用いた。

議論加速させたい思惑

 衆院憲法審では緊急事態条項について過去に2回、各党会派の主張に基づき論点整理を実施した。ただ、今回のイメージ案は具体的な条項に即して、条文に近いスタイルで事実上の要綱案と言えるものだ。新藤氏が「…

この記事は有料記事です。

残り926文字(全文1400文字)

全ての記事が読み放題

アプリリニューアル最初の2カ月無料

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。

あわせて読みたい

アクセスランキング

1時間
24時間
SNS

スポニチのアクセスランキング

1時間
24時間
1カ月
写真

読む政治

高市内閣、支持率に変化の兆し...開く男女の差 若年層の評価は?