【Slay the Spire2】前作ガチ勢が教えるスレスパ上達方法
Slay the Spire2 アーリーアクセスリリースおめでとうございます!!!!
いやぁ~楽しい。このゲーム楽しすぎる。リリースされてまだ3日だけど、あらゆる時間をこのゲームに注ぎ込んでしまうぐらいには楽しい。世間ではスレスパは生活ブレイカーとして悪名高いが、今作もその名にたがわぬ名作であることに疑いはない。
さて、新たなる神ゲーの誕生に祝詞を唱えてても良いのだが、本題に入ろう。
僕はいわゆる前作Slay the Spireのガチ勢だ。具体的にはA20Hという最難関難易度で裏ボスを撃破し、その勝率を競うという変な遊び方をしている。手前味噌だがプレイ時間は5000時間越え。プラスでswitch版やスマホ版でのプレイ時間を加算するともっとある。
つまり、世間一般のプレイヤーよりスレスパの造詣には少し自信がある。
加えて本作は待望の新作ということもあり、同接43万人(すごい)とインディーゲーとは思えない凄まじい人気を誇っている
um. what did we just wake up to https://t.co/CRy9PH4NLg pic.twitter.com/cCR40aRrzk
— Mega Crit ⚔️ Slay the Spire 2 Out Now! (@MegaCrit) March 6, 2026
右も左もわからない新規プレイヤーがかなりいるはずだ。
そういう人たちに向けて、スレスパの「基本のキ」(例:スケーリングとフロントロード)のような攻略記事をここいらで出しても需要があると思うが、あまりに初心者向けの記事にしても僕のバリューが出せない。そもそも、そういうのはこの祭りに飛び乗ってくるインフルエンサーがどうせやると思う。僕はあえて、今作からこのゲームの沼にハマる者に向けて、中級者から上級者に上達するためにはというテーマで書きたい。
以下の項目は全て、僕が上級者になるために必要なブレイクスルーは何だったか?をまとめたものだ。スレスパ上達のための本質に近い情報を密度の濃い状態で抽出したつもりだ。今このタイミングでかなり意義のある内容だと思っている。
「いや、それは前作のノウハウでしょ? Ⅱでそのノウハウが生かされる保証がどこにあるの?」と思った貴方は正しい。
それ自体に反論できないが、とはいえ、今Ⅱが本当に上手いプレイヤーは誰かなど日が浅すぎて誰もわからない。
その代わりと言ってはなんだが、一応、僕がこのノウハウを生かして攻略した結果が下記である。(別に優れた戦績だとは思っていない。肌感、おそらく最上位は30連勝しているであろう)
この戦績を「すげー」と思える人向けの記事だと思ってもらっていい。
対して、もうアセ10まで走ってしのぎを削っているそこのあなた。情報を発信しましょう。共にスレスパ日本語コミュニティを盛り上げましょうね。
デッキの評価
いきなりだが、最も本質な話だ。
対人/一人用問わず、カードゲームにおいてかなり重要なのが「現状自分が有利か不利かを判断する能力」だ。
自分が有利な状況に置かれている場合、負け筋をつぶすプレイングをする。
自分が不利な状況に置かれている場合、勝ち筋をひろうプレイングをする。
そうすることでおのずと勝率は上がっていく。上手いプレイヤーはこの判断能力に秀でていると言っていいと思う。
翻って、スレスパではどうか。この現状把握に必要なものはHPやボスやルートやポーションなど様々あるが、最も大きなファクターはデッキの質(レリックを含む)だ。
ではデッキの質はどう判断すればいいか。僕は以下の5つの軸での判断が必要だと思っている。
最大火力
瞬間火力(敵単体/敵複数)
防御力
スケール速度
火力手段
最大火力 重要度:★★
スケーリング火力ともいう。簡単な話で、そのデッキが出せる最大火力のことだ。この火力がボス/エリートのHPに届いていないと負ける。シンプルだ。サイレントの毒カードとか無限ループとかはこれに分類される。まぁ、この評価軸を認識していない人はいないだろうから軽く流して次へ行く。
瞬間火力 重要度:★★★★★
フロントロード火力ともいう。1~2ターン目に放てる火力の平均値と言い換えてもいいかもしれない。実はスレスパというゲームにおいてほとんど求められるのはこの火力だ。いわゆるファーミング(稼ぎ)においてこれが最も重要である。ボスはファーミング結果の採点に過ぎない。
見逃していけないのは、敵単体に対する火力と敵全体に対する火力は大きく異なることだ。例えばサイレントの【バウンドフラスコ】というカードは敵単体に対する毒カードとしては優秀である。しかし集団戦になった瞬間バリューは大きく下がる。
要するにAOE(全体攻撃)を取れってこと。AOEは敵の数だけバリューが乗算となる。敵が3体いれば火力は3倍だ。
正直な話をすると2階層目まではこの火力さえ意識していればよい。スケーリング火力が必要なのは3層からだ。そういう意味でも本ゲームを代表する指標と言える。
防御力 重要度:★★★★
言い換えると各ターンに稼げるブロックの中央値と言ってもいいかもしれない。厳密にはこれもスケーリング防御力とフロントロード防御力に分類されるのだが、やはり最も重要なのは中央値であると言える。(偏差なく毎ターン防御できる能力)
早い話、道中でダメージを食らうと厳しいのだこのゲーム。
このゲームはHPをリソースとし、ファーミングを行うゲームである。そしてHPは防御力が足りないとどんどん削れていく。つまり防御力とはファーミング試行回数に直結すると言える。
これを示す顕著な例としてディフェクトの【跳躍】があげられる。ディフェクトなんてオーブ天国が完成すれば毎ターンアホみたいなブロックを稼ぎ、立ってるだけで相手の攻撃をいなすことができる。それゆえ、【跳躍】のような9ブロックしか稼げないカードはパッとしない風に見えがちである。
ところが、オーブ天国を完成させる前には【跳躍】のようなカードが必要なのだ。「スケールするまでダメージを食らわない」というのは「スケール後の最大ブロック値」よりはるかに価値が高い。(これは後述のスケール速度とも大きく関係する)
ここまで言い切っておいて恐縮だが、当然、最大防御力というのも必要だ。特にダブルボス+裏ボスのような連戦を求められる状況においては必須である。まぁここらへんのバランス感覚がスレスパ難しいよね。
スケール速度 重要度:★★★★★★
今まですべてが「重要だ」とかなんとか言って、非常に申し訳ないのだが、最も重要なのがこのスケール速度だ。(ボジョレヌーボー)
すなわち「1~2ターン目にパワーを打ち切る確率」と言い換えてもいいかもしれない。
早い話、最大値になるまでの速度だ。強いデッキはこれが速いから強いと言ってもいい。実は最大火力より重きを置いて求めるべきなのがスケール速度なのだ。
抽象度を少し下げて言うと、例えば「最大火力は上がるけど、デッキが重くなるな~」みたいなPick選択肢があると思う。この時「どこまでスケール速度を下げて最大火力を求めるか」を問われている。この問いに対する正しい評価基準はこうだ。「必要な最大火力/防御力さえあれば火力/防御力カードは取らなくていい」
つまり、ここまで上げてきた指標は、このスケール速度とトレードオフ関係にあると言っていい。実はこれがこのゲームの本質だと僕は思っている。つまり、必要な火力/防御力を判断する力。これを養っていくことが上達のコツなのだ。
これが真実である証左に、だいたい楽なランのときは、2層目中盤あたりからエナジーカードとドローカード以外取らない。十分な火力/防御力さえあれば、あとはスケール速度を上げるだけなのだ。
火力手段 重要度:★★
忘れがちなので一応書いておく。先ほどのスケール速度を考慮して「よし、このカード一枚で火力は足りるので、もう新たな火力カードはpickしないぞ」とかなると陥りがちな罠だ。
このゲーム火力を出す手段として一つの手段に頼るのはお勧めしない。それをすると詰み状況が出てくるからだ。
一例としてデッキ最大火力が単発超火力アタックだったりする。するとダメージカットや再生する敵に詰んだりする。
要するにサブプランを持てってこと。
ただしこれをぶち抜くただ一つの方法がある。それが無限ループだ。
あんまり過去の話をするのも良くないが、前作に問題児ウォッチャーというクラスがあった。こいつはリリース当初から、まぁ強いという評価だったのだが、ある日、「ほとんどカードを取らず初期デッキに数枚のループパーツを入れて走り切る」という戦法が開発され、その戦法の安定性とパワーの高さから、ループパーツ以外のほとんどのカード評価がゴミになったという恐ろしい事件があった。
この事件の功罪はともかくとして、無限ループというのはそれだけの手段を持ってればこと足りてしまうという事例だ。
ただし今作では、おそらくクイーンの「拘束」というデバフで無限ループが対策されているようにも見える。しかし、これもループパーツが拘束から外れた瞬間宴が始まるので、クイーン戦は圧縮しすぎないことが肝要になると思われる。
マスの価値 - ルーティング -
ここも中級者が誤りがちな価値判断となるので今一度戒めておく。
このゲームには5種類のマスがある(宝箱/ボスを除く)。「雑魚/エリート/?/商人/焚火」この中で最も価値が高いマスはどれか?
そう、エリートですね。
まぁ、ここは間違えないでしょう。「高額のゴールド+高レア抽選のカード+レリック+ポーション」と最もおいしいマスですね。
では、2番目はどうでしょうか?
焚火?
違います。
正解は雑魚マスです。
ここの価値判断を誤っているプレイヤーは多い。焚火マスは仕方がなく寄るマスであり、本体一番踏みたいのは戦闘マスなのだ。
このゲーム、レリックが強力なものが多く、それに比べるとカード報酬だけではバリューが低そうに見えてしまうのは確かだ。しかし、レリックは狙ったレリックを望んでゲットすることはかなり難しい。カードはそうではない。狙ったカードや類似効果のカードはある程度の確率でpickできる。勝率をあげるためにはレリックに依存しないカードだけで勝てる状態にするのが最も望ましい。
それゆえpickの試行回数がそのまま勝率に直結する。ついでにもらえるゴールド/ポーションも馬鹿にできない。防御力の項目でも述べたが、このゲームHPはリソースなのだ。リソースを消費して報酬を取りに行かないのはもったいない。
究極の話、バーニングブラッド等でHPが減らないのであれば焚火に目をくれず戦闘マスを踏んでいくべきなのだ。
「でも、先生 エリートを踏むために商人を踏んでポーションを買うのであれば雑魚マスより商人マスのほうが価値高いよね?」
「でも、先生 ゴールドが600あったらエリートより商人マスのほうが」
「でも、先生 未UGの【バースト】を持っていた場合焚火のほうが」
ええい、うるさい!
一概には言えないの! 先生の辛さを分かってほしい!
そう、要するに、ルーティングは状況による。
当たり前すぎる結論だが、言いたかったことは、戦闘マスを嫌悪しないことだ。当然、生存も必要なので、戦闘マスを避ける必要も往々にしてある。ただし、HPやポーションといったリソースがある状態で、それを無駄にしているルートを取っていないだろうか?
ゴールドやポーションはわかりやすく「リソース」だが、HPも同じ目で見ようねという話だ。
また、ルーティングは軽視されがちだが、実は勝敗に大きくかかわっているという戒めでもある。ルーティングに対しても思考を止めないこと。
山札確認
このゲームには時間制限がない。1ターンに何秒かけても問題ない。
であれば確認作業は怠らないようにしたい。
そこで最も重要なのが山札の確認だ。
つまり、次のターンの手札をある程度予測しておこうという話だ。
やるとやらないでは、食らうダメージの量が目に見えて変わる。だいたい「調子悪いなー、、今日勝てないなー、、」となっているときは山札確認を怠っていることが多い。
上手いプレイヤーほど1ターンに何度も山札を確認しがちだ。もはや思考中の手癖にしてもいいぐらいだと思っている。意外と忘れがちなの要素なのでご注意。
あきらめない
負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じ抜くこと
駄目になりそうなとき それが一番大事
どんなに打ちのめされたって 悲しみに心をまかせちゃだめだよ
「生きてりゃいいことある」これがスレスパの醍醐味だ。
ここまで偉そうに語ってきたが、このゲームは制御不能だ。ときにはボロボロになって戦闘マスをさけまくって、つなぐような命で3層に到達することもある。
持っているレリックは5つ、デッキのほとんどが未UG。ストライクも5枚残ってる、ポーションベルトも空ときたもんだ。泣けてくるぜ。
そんな状況でも投げ出さないことが一番大事だ。
そもそも、このようなゲームで実力差が出るとしたら、それは上振れ時のプレイの上手さではなく下振れ時のプレイの上手さだ。
何はともあれ命をつなごう。
ディフェクトとかが顕著なのだが、2層までボコボコにやられても、3層で2~3枚カードをpickした瞬間、最強になっているということが多々ある。
また、突然最強レリックをツモって世界が180度変わるかもしれない。
「生きてりゃいいことある」を合言葉に、ある意味楽観的に進もう。辛い時ほど正常な思考が必要なのだ。
「あー、誤クリックでpickしたぁ~」「前のターンポーション打っておくべきだったぁ~」「今日1回も勝ってないよぉ~」「あと1回、あと1回だけ、、、!」
A. 寝ろ



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