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「実現すれば歴史に名」 高市首相悲願の憲法改正、焦点は"3分の2"

首相官邸に入る高市早苗首相=2026年1月26日午前11時55分、平田明浩撮影
首相官邸に入る高市早苗首相=2026年1月26日午前11時55分、平田明浩撮影

 衆院選(8日投開票)の争点に憲法改正が浮上しつつある。報道各社の情勢調査で与党優位の見方が強まっており、選挙後に「改憲勢力」の議席が大きく増える可能性もある。高市早苗首相(自民党総裁)は改憲に強い意欲を見せており、連立を組む日本維新の会も同様だ。野党は改正に慎重な中道改革連合と、前向きな国民民主党などで姿勢が異なる。憲法を巡る与野党連携・対立が今後の政治を左右する展開もあり得る。

「300議席超」報道後に初言及

 「憲法になぜ自衛隊を書いてはいけないのか。彼らの誇りを守り、しっかり実力組織として位置づけるためにも、当たり前の憲法改正もやらせてください」

 首相は2日、新潟県上越市での応援演説終盤で、身ぶりを交えながら訴えた。

 今回の衆院選で、首相が憲法への「自衛隊明記」に言及したのは初とみられる。国会で憲法審査会長ポストを野党が握っているとして、「もう全然進まない。この状況を打開させてください」とも呼びかけた。

 朝日新聞が2日付朝刊で、与党で「300議席超をうかがう」との選挙情勢を報じたばかりだった。憲法改正の発議には衆参両院で総議員の3分の2以上の賛成が必要で、衆院では310議席になる。

 憲法改正は、首相が政治の師と仰ぐ安倍晋三元首相が果たせなかった悲願だ。安倍氏の路線継承を掲げる首相にとっても最大の政治目標であり、衆院選で大勝すれば…

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