【川上憲伸の目】「守りのヒーローは彼」逆転した後の「一番難しいイニング」3人斬り、巨人の”無失点ルーキー”右腕を評価「大胆さがいい」
【川上憲伸の目】◇10日 中日4―9巨人(バンテリン) 巨人は連敗を3で止め、勝率5割に戻した。浦田の4打点の活躍などで今季最多9得点と打線が奮起した。 ◆【写真】中日・木下拓哉のスイングしたバットが捕手・大城の… 序盤から点の取り合いとなった一戦。先発左腕・森田が3回から3イニング連続で失点するなど5回に一時勝ち越しを許したが、6回に浦田の2点三塁打で逆転に成功。すると直後に3番手で登板したドラフト2位右腕・田和廉投手(23)=早大=が6回の1イニングを三者凡退。サイド気味のフォームから投じる独特のシンカーを武器に、石伊をそのシンカーで見逃し三振、2ランを打っていた鵜飼を三ゴロ、田中を二ゴロとテンポよく抑え、不安定だった試合の流れを落ち着かせた。 これで田和は初登板から15試合連続無失点。中日スポーツ評論家の川上憲伸さんは「バタバタした展開のなか、逆転した後の一番難しいイニングを3人で抑えた。守りのヒーローは彼」と田和の仕事を評価。「気持ちを前面に出して加減しないで腕を振っている。新人ながら失点しないことが、自身の”お守り”のようになっているのでは」と無失点を重ねていることが自信につながっていると解説した。 「カウントが悪くなってもストライクゾーンで攻めてくる。動くボールが持ち味なので、コースにきっちりというタイプではなく、自分をよく知っている。リリーフなのに先発投手のよう。大胆さがあるのがいい」と印象を語った。
中日スポーツ