龍谷大平安に149キロ右腕現れる!スカウト評価急上昇!全試合リリーフに登板して優勝に貢献【京都】
<令和8年度春季京都府高等学校野球大会 2次戦:龍谷大平安9-5立命館宇治>◇10日◇決勝戦◇わかさスタジアム京都 【一覧】26年春季近畿大会出場校 龍谷大平安が立命館宇治を下して、9年ぶりの優勝。昨秋に続いて2季連続優勝となった。 新チーム結成以来、府内公式戦負けなしの龍谷大平安に近畿地区のスカウトから「かなり良くなっている」と評判の投手がいる。それが背番号1を背負う川島 謙心だ。 身長185cm、体重76キロの体格から140キロ台の速球を投げ込む右腕。この日は4回から2番手で登板して、6回を7安打2四球7奪三振で3失点という内容だった。 球場のスピードガンでは自己最速を1キロ更新する149キロをマーク。152キロを計測することもあったが、これは川島本人と元プロである川口 知哉監督の中では誤計測という認識だった。 今でこそプロ注目の投手ではあるが、新チーム結成直後はベンチ外。「明確な目標がなかったです」という状態だった。 川口 知哉監督と話す中で「高卒でのプロ入り」と「150キロ」という目標を定め、そこから川島の野球人生は上昇する。初戦敗退に終わった昨秋の近畿大会では背番号16でベンチ入りしてリリーフ登板。ウエイトトレーニングや短距離の走り込みなどに取り組み、一冬で体重を5キロ前後増やした。 3月に実戦が始まってからは「凄く良い形が出てきました」と川口 知哉監督が話すほどに急上昇。そこにはフォーム改善の効果があったと川島は言う。 「トップが遅いとずっと言われていたので、トップを早くするためにはどうすれば良いかを考えながらこの冬はフォームを意識して取り組んでいました。左足が着いた時点でまだトップに手が上がっていなくて、そこから振りだそうとしてもコントロールできないので、足が着くタイミングでトップに手が上がるようにしました」 球速は昨秋の142キロから上昇。高卒プロ入りが現実味を帯びるレベルに到達した。 今大会の2次戦では全試合にリリーフ登板して優勝に貢献。「大会の初めは緊張していましたが、楽しく自分なりのピッチングができたと思います」と振り返る。 近畿大会は川島の実力をアピールする絶好の舞台になるはず。プロへの道を手繰り寄せる大会にすることはできるだろうか。