【参院選・富山】大激戦の選挙区 朝に判明比例代表 各陣営の長い夜
参院選・富山選挙区は国民の新人と自民の現職が激しく競り合い、開票終了直前まで勝敗が分からない大接戦となりました。
比例代表では、日本維新の会・現職の柴田巧さんが3回目の当選を果たしましたが、当選確実となったのはけさになってからでした。
各陣営の長い夜を振り返ります。
激戦となった参議院選挙・富山選挙区。
昨夜8時に投票が締め切られ開票が始まりました。
国民民主党・新人の庭田幸恵さんと、自民党・現職の堂故茂さんの得票数は拮抗した状態が続き、両陣営の関係者は、固唾をのんで結果を見守りました。
開票が進み、残すは富山市のみ。
県内14市町村の開票が終了した時点では、堂故さんが1万3000票差でリードしていましたが…
ZERO選挙番組 上野キャスター
「庭田さんを当選確実としました」
佐伯キャスター
「午後11時46分、KNBが庭田幸恵さんに当選確実と発表しました」
KNBが庭田さんの当選確実を報じた瞬間、陣営では歓声が沸き起こりました。
SNS上では、KNBの速報に対してこんな投稿も。
「マジっすか」
「(開票)89パーセントで1万以上差があるのに!?」
「ここで当確を出すドキドキ感」
KNBは出口調査や情勢取材に加え、大票田、富山市の開票状況を分析し、総合的に判断して庭田さんが当選確実としました。
「ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい」
当選した庭田幸惠さん(国民・新)
「逆転の夏を成し遂げることができました、本当にありがとうございました」
自民党に逆風が吹く中、無党派層の支持を広げ、19万8300票を獲得した庭田さん。
堂故さんとの激戦を制しました。国政選挙の県内選挙区で女性候補が当選するのは初めてです。
庭田さん
「これまで富山県は『自民王国』と言われておりましたけれども、ようやく『県民王国』になって、皆さんの生活者、庶民の声が届く、そんな政治のスタート、この場所に立っていると思っています。庶民が豊かになる、そんな政治をここ富山から新たに成し遂げる、これからが始まりでございます。皆様への感謝の気持ちを胸に、これからもっともっと仕事をしていこうと思っています」
一方、自民・現職の堂故さんはおよそ8000票差で落選しました。参院選・富山選挙区で自民党の現職が敗れるのは2007年以来18年ぶりです。
敗戦の弁 堂故茂さん(自民・現)
「結果が出なかったのは残念です。しかし、まだやり残したこともあります。それも残念です。しかし一緒に戦っていただいた同志の皆さん、本当に志のある素晴らしい人ばかりだとこの選挙活動を通じて強く強く思いました。そんな方々に今後、様々な活動を期待したいと思いますし、必ず皆さんやり遂げていただけるものと思います。私は自分のテーマである『ふるさとに根っこのある人づくり』、地域の片隅で一生懸命これからもやりたいと思っています。本当にありがとうございました、ありがとうございました」
今回の富山選挙区の投票率は58.12パーセントで、前回3年前より6.75ポイント上昇しました。
一方、きょう午前5時半ごろ。
小矢部市の日本維新の会・柴田巧さんの選挙事務所では支援者らが、比例代表の結果を待ち続けるなか、午前8時前、当選を確実とした柴田さんが入ってくると歓声が響きました。
「ばんざーい」
日本維新の会・現職の柴田巧さんは3回目の当選を果たしました。
3回目の当選 柴田巧さん(維新・現)
「これからの6年間がこの国にとっても非常に大きな大事な期間になると思ってますし、私も政治家として、一つの大きな集大成を図るべく、そんな任期にしてまいりたいと思っておりますので」
柴田さんは64歳。2010年にみんなの党から参院選比例代表で初当選し、2019年には維新から立候補して当選していました。
今回、県内で2万1400票余りの個人票を獲得しました。