「まさか」都内住宅街にクマ 東京でどこまで拡大?
「イノシシは見たが…」
箱わなとセンサーカメラの設置したのは、依頼を受けた地元のハンターです。13日、話を聞くことができました。 カメラを設置したハンター 小寺敦之さん 「(市内の)高尾にはクマがいることは分かっていたので、そんなに驚きはしなかったが、ここに来るとは思わなかった。関係者にすぐ知らせなくてはと警察に通報した」 「(Q.箱わなに入った形跡は?)入った。箱わなに尻まで突っ込んでいる、箱わなの仕掛けに引っかかれば扉が落ちたと思うが、(仕掛けに)引っかからなかったようでそのまま出て行った」 八王子市では、これまでもクマの目撃情報がありましたが、今回住宅近くに出没した姿が映像として捉えられたことで、市民からは驚きと不安の声が出ています。 八王子市民 「イノシシは私も見たが、クマは存在を知らなかった」 70代 「まさか八王子でクマがくるとは思わなかった」 小学生 「校長先生からクマの話があった。ニュースでも出たからびっくり」
専門家「生息域が徐々に」
全国的にクマが大量出没した2023年には、“東京の水がめ”として知られる奥多摩町の小河内ダムにも、親子のクマが出没していました。 東京・檜原村では鳥小屋にクマが現れたことも。クマが近づいていきますが…電気柵を張っていたため、事なきを得ました。 都内各地で出没が相次ぐ中、専門家は「クマが生息する場所が徐々に拡大している」と指摘します。 東京農工大学大学院 小池伸介教授 「東京でも少し前は、クマは奥多摩や檜原村にしかいないという感覚かと思うが、東京都を40〜50年というスパンで見ると、以前は奥多摩や檜原村にしかいなかったクマが分布を少しずつ広げて、今では青梅市・日の出町・八王子市にもクマが日常的に生息する状況ができあがっている」 東京都のクマの目撃マップの情報を比較すると、2023年は青の印でクマが出没していたのが、2年後の2025年は赤の印。全体的に見ると、より都心に近い場所で目撃されていることが分かります。 東京・青梅市では、飲食店の外に設置していた冷蔵庫をクマが立ち上がってあさる姿も目撃されていました。 日の出町でも去年7月、住宅の屋根の上でビワを食べるクマが目撃されています。