保育士不足が深刻 町内の3保育所、2026年度末で閉所の意向 島根県邑南町 住民は閉所に反対する嘆願書を提出
島根県邑南町内にある9保育所のうち3保育所が2026年度末で閉所する意向であることが28日、分かった。運営する二つの社会福祉法人や町は保育士不足などを理由に、統廃合を進める考えを示していた。 【異論噴出】邑南3保育所の閉所 日貫説明会「住民不在」に怒り 町へ対処求める声も
町内では、瑞穂福祉会が6保育所、石見さくら会が3保育所を運営する。閉所するのは瑞穂福祉会の阿須那保育所(園児10人)と市木保育園(10人)、石見さくら会の日貫保育所(9人)。それぞれ保護者向けに開いた説明会で伝えた。 法人や出席した保護者によると、法人の担当者が保育士不足によって所長が稼働する保育所もあるなど運営は限界の状況で、別の保育所で園児を受け入れるほか、不安がないよう面談するなどの対応を取る考えを示した。 保護者からは閉所が急だとし、法人が講じた保育士確保策を問う声などが相次いだという。市木、日貫各地域の住民は閉所に反対する嘆願書を法人にそれぞれ提出している。 山陰中央新報社の取材に対し、大屋光宏町長は「保育の確保は町の責任。保育所を再編した上で、保護者が望む本来の保育を提供できる状況にするのが第一だ」と話した。