オンライン競輪や借金返済、9200万円を着服 十八親和銀の行員

松本真弥
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 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)は24日、傘下の十八親和銀行(長崎市)の行員の男性(32)が顧客1人の通帳から不正に現金を引き出すなどして、総額約9200万円を着服したと発表した。同日付で行員を懲戒解雇した。十八親和銀行は2月末にも別の着服事案を公表していた。

 FFGによると、この行員は長崎市の同行本部に勤務。2020年6月~24年10月、顧客から暗証番号を聞き出し、複数回無断で預金を引き出したほか、顧客から借金もしていた。着服したお金はオンラインの競輪などのギャンブル資金や借金の返済に充てていた。3月5日に顧客から「通帳の残高が減少している」などの相談があり、発覚した。

 同行は2月28日、別の元行員が約20年にわたり、積立定期預金の名目で現金を集金し、数千万円を着服したと、公表した。FFGの五島久社長は3月24日に急きょ会見を開き、「度重なる不祥事が判明したことを厳粛に受け止め、お客さまをはじめ、地域の皆様に心からおわびを申し上げます」と謝罪した。

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この記事を書いた人
松本真弥
経済部|エネルギー・金融担当
専門・関心分野
九州経済、運輸、SAF