磐越道事故のバス、高校名義でレンタカー契約 運行会社通じ過去にも
福島県郡山市の磐越道で部活の遠征先に向かう北越高校(新潟市)の生徒らを乗せたマイクロバスがガードレールに衝突し1人が死亡するなどした事故で、バス運行会社の担当者を通じた高校名義のレンタカー契約が、過去1年間で複数の部活で少なくとも9件あった。国土交通省関係者への取材でわかった。これまでもレンタカーによる部活の遠征が行われていた可能性がある。 【写真】捜査関係者によると、容疑者は磐越道事故の5日前にも物損事故を起こしていた 北越高校は事故をめぐり、レンタカーを使うよう運行会社「蒲原(かんばら)鉄道」(新潟県五泉市)側に依頼していないと主張。「貸し切りバスを業者にお願いしたので、バスと運転手がくるだろうと思っていた」と説明しており、国交省が契約の経緯を調べている。 国交省関係者によると、今回の事故があったバスの契約書では北越高校が借受人となり、運転者は蒲原鉄道の営業担当者の名前が記されていた。昨年5月からの約1年間に、男子ソフトテニス部を含めた複数の部活動で、同じ営業担当者の運転者名でレンタカーを契約したケースが今回も含め少なくとも9件あった。 また、どういった経緯で契約したのかは不明だが、この営業担当者以外の名前を運転者としてバスやワゴンなどを借りていたケースも18件あり、あわせるとレンタカーの契約件数は少なくとも27件あったという。
朝日新聞社