【独自】「白ナンバーバスのバイトしませんか?」磐越道バス事故“白バス遠征”が常態化か…過去に“ドライバー探し”依頼された男性の証言
磐越道で男子ソフトテニス部の高校生ら21人が死傷したマイクロバス事故。バスはレンタカーで、逮捕された運転手・若山哲夫容疑者は二種免許を持っていなかったことが分かっています。 取材班は、バスを手配した会社の営業担当者から、過去に“ドライバー探し”を依頼されたという男性を独自取材。いわゆる“白バス遠征”の常態化が疑われる証言を得ました。悲惨な事故の背景に、一体何があったのでしょうか? ▼【映像で見る】21人死傷 磐越道バス事故はなぜ起きた?独自取材と独自検証で背景に迫る【ニュース ジグザグ】
■バス会社と学校の主張が食い違う中…
今回、事故を起こしたマイクロバスを手配したのはバス会社・蒲原鉄道。 営業担当者は、北越高校の男子ソフトテニス部の顧問から「レンタカーで送迎をしたい」と依頼を受け、レンタカー会社に自身の免許証を提示してバスを借りたといいます。さらに営業担当者は、顧問から「運転手もお願いしたい」と相談があったことから、知人から紹介を受けた若山容疑者を運転手として手配。しかし、若山容疑者と面識はなく、免許証や運転歴などを確認していませんでした。また金銭的な利益のない“お手伝い”だったと主張しています。 一方、学校側は蒲原鉄道の説明を否定しています。 これまでも部活動の遠征などで、蒲原鉄道に貸し切りバスを依頼していましたが、今回に関しては、顧問からレンタカーの手配や運転手の依頼はしておらず「以前から全体の行程を伝える形でバスを手配していた」といいます。謝礼についても、手配を依頼したのは通常の貸し切りバスで、終了後に旅程に対して代金を支払うことにしていたと主張しています。
■証言を入手「北越高校の白ナンバーマイクロバスのバイトしませんか?」
両者の主張が食い違う中…取材班は、ある男性に話を聞くことができました。男性は、かつて蒲原鉄道の営業担当者からドライバーを探すよう依頼を受けていたといいます。 蒲原鉄道の営業担当者から“ドライバー探し”を依頼された男性 「北越高校の遠征に出るバスのドライバーを探してほしいと(蒲原鉄道から)頼まれたことがあります。今まで仕事上、北越高校に出向いてバスの仕事をしてきましたが、遠征に出ようとするレンタカーを何度も目撃しています」 男性が当時、ドライバーを依頼する際、実際に知人に送ったメッセージを見せてもらいました。日付は2024年6月です。 男性が知人に送ったメッセージ 「北越高校の白ナンバーマイクロバスのバイトしませんか?」