~前回のあらすじ~
北京最大級の本屋・北京図書大廈で本を購入

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イラストの小学生が、紅いスカーフ(紅領巾)をまいているのがとても中国

支配人が(グイグイ)予約してくれた焼肉屋に行くため、19:00にホテルのロビーへ着くよう戻る…!


18:00
西単(1号線)→東単、東単(5号線)→劉家窯で戻る。

18:45
ホテル到着。部屋に荷物を置き一休み。初日にホテルの支配人がものすごい勢いの親切で焼肉屋を予約してくれたのだが、彼女からは「5/3の19:00にホテルのロビー集合」とだけ言われており、そもそも店の名前も住所もわからない。「韓国式焼肉」らしいということしかわからない。

18:55
ロビーのソファに座って四谷くんとふたりで待つ

19:00
約束の時間にはなったが、もうすぐ来るだろう。座して待つ。

19:15

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来ない。

そういえば、ロビーに誰が来てくれるのかもわからない。支配人なのかな?それとも焼肉屋の人なのかな?


19:30

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来ない。

支配人からは確実に「19:00に集合」と言われたはずだ。

かなり狐につまままれた心地が。

「多分、これ自分で何かしらのアクション起こさないとあかんやつ」と思い、カウンターにいるスタッフのお兄さんに、「支配人、今日います?焼肉屋を予約してもらって、19:00にロビー集合って言われたんですが…」と聞くと、「支配人は今日いないので、連絡をとってみます」と即電話してくれた。

「支配人、今日おらへんねんて…」と四谷くんに告げ、結果を待つ。

すると、スタッフさんから「あと5分で来るので待っててください」とのこと。

四谷くんに「あと5分で来るらしいで」と伝言する。

支配人と焼き肉屋さんの間で、どういう話になっていたのだろうか、はたして誰が来るのだろうか、諸々よくわからないままソファに座って再度待つ。しばらく経ち、出入口の外でエンジン音がした。

金ボタンのダブルスーツのおじさんと、半袖に防弾チョッキみたいな服を着た兄ちゃんが「遅れて本当にすみません!」と迎えに来てくれた。焼肉屋の方々がわざわざ来てくださった。なんなら、ダブルスーツのおじさんは店長だ、たぶん。

「いえいえ、全然大丈夫です・・・!むしろ来てくれてありがとうございます」と言いながら外に出ると、2台のバイクがあった。

「後ろに乗ってください」と、私は兄ちゃんのバイクのうしろ、四谷くんは店長のバイクのうしろに乗り込んだ。

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夜の道をすいすい抜けていく。お兄さんに、「ここは社区(団地みたいな集合住宅)が多いエリアですか?」と聞くと、「そうです」と教えてくれた。

正直、私は「お店の人がバイクで迎えに来るんじゃないか」と予想はしていた。だが、四谷くんはこの状況にびっくりしているんじゃないだろうか。しかし、四谷くんは今、店長の肩に手を置いてバイクに乗っていて、直接聞くことができない。

5分ほど経って、

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激ネオンの飲食店集合地に入っていく

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焼肉屋に到着した。

ホテルの支配人は「韓国焼肉」と言っていて「せっかく北京に来たけれど…」と気がかりだったが、看板を見ると斉斉哈爾(チチハル)と書いている。中国の東北スタイルの焼肉だ。よかったよかった。


店内に入ると、お客さんでにぎわっている。こんな繁忙な時間帯に迎えに来てもらったことにかなり恐縮。

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バイクのお兄さんから、「左上の牛肉が看板商品です」と紹介を受けたので、拌肉(野菜と調味料を一緒に混ぜた漬け肉か)一皿と、羊肉と羊の腰肉、麻辣ピーナッツ、そして冷麺を注文。


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店員さんが親切に焼いてくれた

拌肉にはパクチーが入っていて、店員さんはそれも一つ一つ取り除いてくれた。四谷くんはパクチーが食べられないのだ。


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しかし、私はパクチーが好きなので、そのパクチーを一つ一つ戻して一緒くたに焼いた。店員さんと四谷くんへの裏切り行為だったと今は反省している。今は。


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焼けた山盛りのお肉。おいしそう!!

拌肉は漬け具合もほどよく、玉ねぎやパクチーがさわやかさを添えておいしい。臭みも全くない。

羊肉も同じく臭みがなく、しっかりと味がする。特に腰肉はレバーのようなモッタリ感があって新鮮だった。


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火鍋やさんみたいな感じで調味料があった


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店員さんが入れてくれた。左から特色辣醤、乾料碟、小米辣と葱のタレ。

真ん中の黄色い「乾料碟」がナッツのような味がしてめちゃくちゃ肉に合った。四谷くんが「これ好き!」と言っていた。

昔、黒竜江出身の友達が「火鍋とか焼肉にこの粉を付けて食べる」と唐辛子とスパイスを配合した粉・辣椒面をくれたことがある。しかし、乾料碟は辛くなくて風味もかなり違った。




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しっかりした量の麻辣ピーナッツが来た。辛くて香り高い

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レタスが無料バイキングだった

ほかにも、キムチと南瓜粥(かぼちゃのペースト。やさしい味わい)が無料で食べられた。調味料の時と同じく、スタッフさんが、「どうぞ!」とモリモリに盛ってくれた。食べきれるか不安がよぎったが、やさしさがうれしかった。


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冷麺もデカい

これまたスタッフさんが、もう一つお椀を持ってきて分けてくれた。スタッフのお兄ちゃんに、「この冷麺は韓国式ですか?」と聞くと、「韓国式です。中国地方は朝鮮に近いからね」と教えてくれた。そういえば、中国では「朝鮮」が普通のワードだった。

スタッフのお兄ちゃんが、「この近所のスーパーのフルーツは安くておいしいからおすすめですよ!」と強く果物を推してくれた。特にスイカが良いとのことだ。

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四谷くんが「ビール飲みたい」と燕京鮮啤(燕京ビール)を注文。尿酸値のことは今夜は忘れるみたい

となりのテーブルにいた、スマホでドラマを見ながらひとり焼肉をしている北京のおじさんが、燕京ビールについて教えてくれた。燕京ビールをロシアのビールと比較して教えてくれたが、ロシアのビールを飲んだことがなかったので比較はむずかしかった。

あと、おじさんが「店に君たちが入って来た時点で日本人だとわかったよ」と言われた。入国審査の時とは違う感想が聞けた。


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お腹いっぱい!そろそろ帰ろうかな

麻辣ピーナッツを打包(残った食べ物を袋に入れて持ち帰る)させてもらう。出入口に、フードデリバリーサービスの人が飲み物をもって店内を覗いていた。別の席の女性のお客さんが、その飲み物を受け取っていた。店内で飲んでいたわけではないが、「店におるときにデリバリーうけとるんや」とおどろいた。

レジに向かう。お会計はふたり合わせて200元(約5000円)で、かなりお値打ちだった。スタッフの兄ちゃんが、「帰りも送りましょうか?」と言ってくれたが、「自分で歩いて帰ります」と答える。最後に、「スーパーでフルーツを買うのがおススメです!」と念押ししてくれた。

四谷くんと「おいしかったな」と言いながら歩いて帰る。

19:30の時点では不安が募っていたが、結果的に最高の晩餐だった。支配人ありがとう。焼肉屋のスタッフさん、店長ありがとう。

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社区の壁に標語がかざってあり、画風が混在しているのが気になった


次回、めっちゃくちゃ混んでる頤和園へ!「これ、もしかして連休中…?」とやっと感づく…!

ゴールデンウィークに日本に旅行に来ている海外のツーリストを「なんでわざわざ連休中に来ちゃったんやろ、混んでるのに」と思っていたが、思われる日、到来…!

お楽しみに!