小数の割り算を覚えていますか? 普通の割り算と同じように筆算で計算しますが、小数点の位置に気を付けないといけないですね。どのような点に気を付ける必要があったのか、この問題を通して確認していきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
5.4÷0.06
整数ではなく小数の割り算ですので、筆算すると大変かもしれません。
どのように扱えばいいのか、一緒に確認しましょう。
解答
答えは「90」です。
どうしてこのような答えになるのか、次の「ポイント」でしっかり確認しましょう。
ポイント
小数の割り算は、割る数と割られる数に10や100を掛け算して、整数にしてから計算すると楽になります。これは「割る数と割られる数に同じ数を掛けても答えは変わらない」という性質を利用しています。
※この性質は割り算の形で使う性質です。掛け算の式に対して「両方に同じ数を掛けても同じになる」という意味ではないので注意しましょう。
割り算の式は「5.4÷0.06」なので、以下のように変形してから答えを出します。
5.4÷0.06 ←5.4×100=540、0.06×100=6にする。
=540÷6
あとはこの割り算の計算をしていきます。以下のように変形して答えを出すといいですね。
5.4÷0.06
=540÷6
=540×1/6 ←540を54×10と見る。
=54×10×1/6 ←交換法則を使う。
=54×1/6×10
=9×10
=90
このようにして答えを出すことができます。
この問題は割る数が小数第二位だったので100倍しましたが、両方が小数第一位であれば10倍して整数にします。
まとめ
小数の扱い方を復習する良い機会になったのではないでしょうか。
小数のまま筆算で計算すると、小数点の位置に注意が必要で計算ミスが起きやすくなります。整数に直してから計算すると、より簡単になります。
計算は、一問や二問だけしてもあまり意味がありません。計算はたくさん演習を重ねて、理解度を深めていくことがとても大切です。時間がある方は他の問題にぜひチャレンジしてみましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):ニシケン
2年間、地方の学習塾に勤めて独立。現在はプロの家庭教師として働きながら、都内の難関私立中学や高校の予想問題や適性検査の執筆活動を行っている。たくさんの受験生のためになる良質な問題を作成し、どんな人が見てもわかりやすい解答・解説の作成を志している。
スピード勝負!他の問題にも挑戦しよう!